『楽しむ』がベストコンディションを生む
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本記事は今週末に試験を受ける人たちに向けた、鼓舞する話となります。
タイトルについてですが、諸説あります。プレッシャーが強くかかった方が良いなど云々。
ただ自身としては、これまで受験やスポーツの経験を経て
『楽しむ』
この状態にある時こそ、良い結果をもたらす事が圧倒的に多いと捉えています。
この状態に持っていく術というのが、いくつかあると感じています。
不要なもの
まず厳禁なのは「焦り」。
これは絶対に不要なものだと感じる。焦りを持つと本当にロクな事がない。
あ〜あれをやれば良かった、これをやれば良かった…これやってない!忘れてる!と自分自身を減点方式で捌いていくことに繋がり
1時間の勉強時間が普段の半分以下の効率で無駄となってしまったり…。
もうここまで随分やってきたんだから、大丈夫。絶対に大丈夫。復習するツールを持って試験会場に行けばOK。あとしっかり寝る。
自分のこのnoteは昨年、電験マガジンとしてやらせてもらってほぼ毎日(鬱陶しいほどに)更新をしてきた。
その理由の一つに「常に電験の勉強をそばに添える」があった。
そのうち、参考書も皆に校正してもらったり、アイディアを募集したりした。トルクの公式やベルヌーイの公式、パワエレだけでなく
ボロボロの原稿を見てもらったので、かなり記憶に残ってるはず。
もうあとは
自身の記憶を整える事
計算技能を高めていく作業
知識の補充(70点取るならもう十分)
だけだ。
試験
自分は受験や試験で言うと、失敗した数の方が多い。電験は勿論のこと、一番の挫折は3回不合格だった社内試験。育児と重なってる期間に丸4年消費した。
もう10年も前の話だけど、東大大学院の試験は4回目で突破したから何とか生きていられている。凄いトラウマ。
一度、残念な結果を突きつけられている人ほど怯え、焦りが生まれやすいものだ。
結果がハッキリするものとどう向き合う??
ここの心の在り方が最近は重要だと感じる。
自分は前職を退職前に、電力会社社長、副社長、専務、関係会社役員らが集まる成果発表会に登壇したが
過去の自分なら、絶対ダメだった。焦って、資料を見返したりして、結局パンク。あたふたしてタイムオーバー。
ペーパーの試験よりも口頭で何かをする事の方が苦手だから、心の在り方がモロに影響するのは分かった。
では、自分はどうしたら上手くいったのか。
『自信を持つ』
これが相手を圧倒し、自分がベストコンディションに持っていく為に必須だと考える。
「俺はこんなにやってきたんだ」
「俺はもっと難しいものを経験してきた」
「俺はもっと上にいく。だから余裕だ」
これを口に出す。自分はこんな事を口ずさむと、自信が湧いてくる。そうすると、色んな事をなんとなく突破でき、結果が出た。
最近、自分の場合だと、市の中央図書館の館長と参考書を置けるか置かないかの面談があった。正直、怖かった。だって、参考書もまだできてないし完成形が見えん。しかし、チャンスは2度もない!とりあえず、即仕掛ける事にした。
「どうぞ」と奥に通された時、覚悟を決め、自分の市への想い、後世への想いを伝えた。数字に関しても、論理立ててシンプルに説明した。
覚悟を決める時に、自信を高めていくという作業をしている事に、自分はその時再認識した。
相手を必要以上に怖がり過ぎないという教訓でもあるだろう。
『場を楽しむ』
この状態にいけたとき、自分は最高のパフォーマンスが出る。トヨタの元副社長だろうが、別に気にならない。人間対等だとも思える。
試験に置き換えた時、同じ事が言えると思う。
難関である国家試験。
実力が不足しているようにも、勉強時間が不足しているようにも思える。
だが、試験直前まできたのであれば
2021年の自分が知識を準備し、磨いてきた技能がどこまで通用するか
を楽しもうではないか。
RPGゲームのように、ボスに挑む。例え、ダメそうでも、やり直しはできる。死ぬ訳じゃない。
この楽しむ感覚を電験マガジンを読んで下さっている方々に感じて欲しいです。この感覚を感じ、結果が出たとき、仕事面でも大きな躍動を果たせると思います。
謝辞
電験マガジンを通して、その日その日、読んで下さっている方にどうしたら良いサービス、勉強ツールになり得るかをずっと考え行動してきました。
解説動画ならYouTubeにある。その内、出版社がこぞって参戦する。(自分にリクエストして下さる方がいて嬉しい)
とはいえ、動画は拘束時間が長い事もあり、文面で成長を促す事を自分はしたかった。その可能性を調査したかった。
結局、自分は仕事もそうですが、自らの背中を見せるぐらいしかできないタイプなので、ひたすらノートに書いてアップするを繰り返してきた。
何とか資金を集めて(本当に地べたのお金も集めた)、2020年の電験マガジン初期購読者の交通費を全て出して、勉強会をしたい思いもあった。
が、このご時世何かあると取り返しがつかないし、市からは止められてもいる。
ただ手取り足取り学んだ事はなかなか身にならないのも事実。手書きで届けるものでも十分だと最終的には落ち着いた。
それより、さらに上の世界(事業化して各人が各自の地域で何かやれる)を先に実践してみる方が、皆のやる気になると思った。これは大成功だと思う。是非副業解禁したら、展開してみて欲しい。試験終了後に記事にまとめていきます。
至らぬ部分もあり、質問を返しきれないこともあって大変申し訳ありませんでした。鬱なのか何なのか分からない停滞期も支えて下さり、ありがとうございました。
ここからは電験マガジン購読者のみとさせて頂きます
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