睡眠時間と記憶忘却のせめぎ合い

電験の二次試験に挑戦する時期(10月~11月)は正直キツイ。

自分の能力と合格ラインを比較した時にその差分を埋めるには、とにかく時間が不足する。

こんな生活になりがちだ。

試験本番で結果を出す為には「暗記」の状態から抜けないといけない。

自分の体調をよく監視すること

自分は「身を削るタイプ」である。

その為に、頭皮にダメージを与えてしまっている。

笑いごとではない。深刻になってしまった場合、将来親族からバカにされるだろう。

とはいえ、自分は坊主や超短髪にする覚悟はできている。

井上武彦氏や映画「007」のジェームスボンド役(ダニエル・グレイグ氏)のようにカッコいい自分に合うスタイルにしようと思っている。


横道に逸れたが

あと二次試験まで30日を切った。


ここからは徐々に「出力ができること」を確認する作業に入っていく。


より実践的に。


より本番的に。


常に自分の体調には気を配る事。


睡眠時間が7時間を切り、5時間を切ると風邪をひきやすいといった記事を読んだ事がある。

自分のヤバいラインを把握しておかないと、体調を崩し、集中力を損なう可能性がある。

咳が出る、のどが痛い、鼻が詰まるといった症状は「疲労」にも繋がる。

自分の感覚的には「5時間」

若い時は3時間半睡眠でも頑張ることができた。

だが、30代を超えてからは5時間は必要だと把握している。

寝起きに内蔵に違和感を覚えるような状態は良くない。


「楽しい」「頑張っている自分に酔う」といった感覚が残っているうちはまだいい。

ここを損なうようになると、自分は記憶定着率がぐんと落ちると認識している。

翌日の昼には、昨日何をしたかよく覚えていなかったりする。

また、問題を解く速度も下がり、長い計算でミスを起こすようになる。

そうなると、余計に不安になる。


悪循環に陥る。


勉強方法を工夫していく

どうしても夜更かしして勉強してしまうことはあるだろう。

そういう時は翌日の勉強方法を工夫してみるといい。

勿論、頑張りを自画自賛した上でだ。(これは個人的に大事にしている)


具体的には、1日がっつり計算問題を頑張ったなら、次の日はその復習をしつつ、論述問題の暗記をする。

昼寝を組み込み、体を休みつつ、脳へのインプットをする。


そうして、試験範囲をどんどん掘り進めていくのだ。


まとめ

「睡眠時間と記憶忘却のせめぎ合い」に関して、人それぞれの個性に合わせて調整していくことが一番である。

入院してしまったら、元も子もないからだ。

ボーとするような状態になってしまったら、それは反省するとして、切替えていこう。

ちゃんと積み上げていれば、睡眠不足に悩む生活をしなくても良かったのは事実だろう。

だが、泣き言を言っても何も解決しない。

やるしかない。

持っている参考書、問題集を使いこなせるようになるしかないのだ。至ってシンプルでもある。


できれば、平日の昼間に電験知識に触れておく。(反則に近いが)

キーワードと計算の両輪を回していって欲しい。


来年、受験の方はくれぐれも追い込まれて準備をするような事にならないようにして欲しい。

来年に向けた電験マガジンだったが、急遽、今年の受験用に切り替えたことによって、急ピッチで問題解説を入れている。

自分はかなり追い込まれているのである。

今年、受験される方は共に何とかしていきましょう。

ここから先は

0字
2019年2020年の経験を経て、新たな形のオンライン塾。勉強資料を格納している。既存の塾や通信講座や特別講座以上に「基礎知識」「失敗確率を極力減らす方法」が得られる。定期的に届く配信記事をきっかけに問題を解いたり読んだりことで知識のベースアップも狙う。塾や通信講座のメリットに加えて、難化する試験対策を考慮した戦略を共有するマガジン。最近はさらに発展し、資格取得後の先の話を開拓している。

国家資格「電気主任技術者試験(第3種・第2種)」に関する学習の場と書庫。参考書以上をより分かりやすく解説。また、自身が執筆する参考書原稿の…

頂いたサポートは困っている誰かに使わせて頂いております。下さった気持ちは自分が貰うので、できる限りお返しに参ります!!