電験マガジン(電験研究所)の年内の計画【皆で合格しよう!】
電験3種と2種の対策をしていく「マガジン(電験研究所)」が開始した。(note株式会社様、ありがとうございます。また、読者の方も本当にありがとうございます。)
9月のスタートから「電験2種と電験3種の違い」に触れつつ、飽きないような電験の知識以外の話も入れ込んだ。
やはり勉強で成果を出す為には
勉強時間×勉強方法×やる気
故に、楽しい話も必要だと自分は考える。
勉強時間だけ確保しても、やる気が起こらないような環境では続かない。
「桜庭が今日も問題解いているから、俺もやるか」
を続けていこうと思う。
※ちなみに「戦術で覚える」の計算問題を約150ページ解いた。10月に向けて計算問題を公開する為。意味が分かっていない所もあったりするが、体が覚えている所もある。一気に解ききる。これが出来れば、電験2種の二次試験は怖くないと断言できる。(簡単だった時代に合格した老人講師のようになりたくないから自分は頑張る。最近の問題は1種に近い問題もあるからびっくりする)
話を戻そう。
電験マガジンは読者からの質問を受けて記事にしているモノもあり、皆で作っていく一面も備えている。
電験2種の内容ではあるが、電験3種に挑戦する人にとっても役立つ資料となるよう、設計している。
数学的なレベル差がある部分は電験3種の方にとってインプットしなくても良いが、揚水発電時の始動方式や励磁方式といった内容に関しては一つレベル上の問題を知っておくと強くなれる。
電験二次試験では穴埋めでなく、完全に自分の言葉で説明しきらないといけない。
やってみると意外に説明できないもの。
ただ経験してしまうと、電験3種や一次試験の穴埋めで苦しむことがなくなる。
それはそうだ。
説明する為に準備をしている人間が「始動方式、一つしか思い浮かばない」なんてことには絶対にならない。
おそらく、今年電験2次試験に初めて挑戦する人はそれを実感していることだろう。「一次試験なら不合格にはならない」という人がいるのはそういうことである。
年内の計画
まずは一つの目標である「12月末の時点」を考えていこう。
12月が終わるまでに
「数学レベル」
を上げてもらおうと思っている。
そこに自分が協力できれば嬉しい。
電験3種の人は「距離」や「物理計算」について過去問を解く中でインプットしてもらう。
ここが強いと試験本番での対応力が身に付くし、関連資格のエネ管にも役立つ。(またさらに経験値を積むことができる)
電験2種に挑戦する人は追加で「円の公式」「複雑な数式展開」「ラプラス変換」「微分方程式」も学んでもらう
そこには「高専時代の勉強資料」も導入する。
自分は恵まれたことに応用物理、電磁気、数学は高専の中でも有名な方の下で学んだ。(数学の教授は名誉教授になられた。電磁気の教授は教科書を出版)
20代前半、自分は東大大学院の編入試験の会社選抜に挑み、京都大学院卒、東北大院卒、東大卒といった強豪たちを押さえて1位になった。(とはいえ、1年目は同期の京都大学院に大敗(先輩の東大院卒、後輩の京都大学院卒にも大負け。社内メールで周知される(賭けに使われていて、自分は穴と言われていた))、2年目も実は僅差だが敗れる)
3年目にして単純な腕力勝負に勝ったわけだ。
調子に乗っていた時期もあった。
だが、30代を過ぎて、自分が如何に恵まれた環境にいたかを知った。
良いノートがあったから、良い教科書があったから勝てたのである。
インターネットと参考書、市販の教科書だけで自力でやれたか??と言われたら、たぶん無理だ。
理解できるわけがない。
※円の公式、二次方程式、関数グラフを後輩に教えていて感じた。
教授たちからは沢山のモノを貰った。
今度は自分が提供する番だ。
それらは全て、電験マガジンの読者に還元する。
その準備を今、全力でやっている
(連載記事の締切が明日で今日は徹夜コース・・・一回休載を入れられたのでマズイ)
とはいえ、来年の試験の為に数学なんてやる気にならない
この気持ちはめちゃくちゃ分かる。
開始して1週間もすれば、やる気は低下してしまう。
数学単体での学習というのは想像以上に苦しい。自分のメールも鬱陶しくなるはず。
10月11月というのは電験受験者の中では「中だるみの時期」なんて表現される。
電験を仕事にしてから、この時期を何度も過ごしてきたが、やる気が出るような内容が絶対に良い。
新鮮さも大事。
試験日までかなりある期間は、知識を単純にインプットできる系がいい。
数学は気持ちが変わり始める11月下旬から12月上旬に入れていく
12月には「試験」のようなモノを準備しているとお伝えしたが、お正月の連休中に楽しみながら挑戦してもらおうと準備を進めている。
そこから逆算して数学は入れ込む。
この期間で徹底的に、電験3種挑戦予定者には「数学」と数学を使う「電磁気」「応用電動機」に強くなってもらう。
ベースアップは年の瀬に行う。
では10月と11月で何をするか?
ゴールを見据えてみる。
法規科目は完全マスターや自分の記事で電技を読むステップまでいけば、確実に合格する。
電力科目もピンポイント狙い(今年はスポットネットワーク、原子力、配電計算、避雷器、水力計算)+簡単な問題で60点を超える。
※もし、自分のnote書籍「電験攻略手順」を読んでダメだった場合、大変申し訳ないです。ここのマガジンで全力でやらして下さい。(おっさんですが、来年要請があれば家まで行きます)
電験3種組みが補強すべきは「理論科目と機械科目」だ。
理論科目と機械科目
ここに焦点を当てていく。
理論は根元から学習するようにし
機械科目も基礎の基礎からいく。(というより、法規のように体系化して欲しい!というTwitterメールをもらった)
機械科目は「参考書をインプット」よりも、もっと具体的に、項目分けして記事に起こしてくれ!
毎日じゃなくても、週に1回勉強できて、記憶が忘却しないようにして欲しいという切なる依頼だった。
その方がマガジンを読んでくれるかどうかは分からない。
が、そういう風にした方が受け取る側は便利だろうと自分は考えた。
機械科目は各分野でこれをやって!という問題を用意する。
一方で、理論科目は「数学力を磨く計算と合わせて経験を積む」というトレーニングを用意している。
11月後半から一気にトレーニングしていこう。
10月は面白い電力科目とキツイ科目の混ぜ込み
電力科目というのは科目合格者が多い。
単純に参考書を読むだけという勉強方法が適用できるので、カフェにでも行って、読んでいれば合格する。
いいクッションを買って、布団にくるまりながら、合格した人もいた。
単純に接触回数を増やしてしまえば、記憶に残るのだ。
中でも覚えにくい分野(狙われやすい)を中心に共有していくので、電験3種の方は毎日読んでインプットしてもらえればと思う。
キツイ科目(理論や機械)も入れ込んでいくので、「今日は機械かよ・・」と思いながら読んでもらえればと思う。
この繰り返しが成長に繋がる。
「制御」や「電動機計算」を中心に入れ込む。
ここは電験2種の問題とかなりリンクしているので、大きなレベルアップが期待できるだろう。
まとめ
10月は「電力科目」「機械科目」
※2種の方はラプラス変換の問題に触れる、問題を解く中で数式展開
11月は後半から「理論科目」「数学」
※2種の方は過渡現象計算、ラプラス変換をがっつり学ぶ
12月は引き続き「理論科目」「数学」
12月末に「模試」
いきなり基礎から学ぶと、うんざりしてしまうという特徴があるので電験2種。
電験3種に初挑戦の方もいると思いますが、同じことが言えて、まずは問題に触れてみる。
よく分からないけど「こんな感じね」といった感覚で進んでみる。
1歩ずつ進むこともいいけど、一回上空から経路を眺めてみませんか??
結構、気が楽になったりします。
過去問の解く際にも言えることですが。
明日も面白い記事を入れ込んでいるので、会社の空いている時間に読んでみて下さい。
力が付くはずです。
■電験の研究所
電験の勉強ぐらいしか能がない自分が本気で頑張る場。
頑張る人が集ってきて嬉しい。
頭がおかしいぐらい過去問を解いている。「戦術で覚える!」を2日で約150ページ解いた。
※合コンや婚活の場ではちょっと使えない特技・趣味。婚活の場で「読書(過去問)」と書き、ドン引きされてしまう。その反省で「読書」だけにしたら、文学の話をされて詰んだ男でもある。
楽しくやりましょう!!
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国家資格「電気主任技術者試験(第3種・第2種)」に関する学習の場と書庫。参考書以上をより分かりやすく解説。また、自身が執筆する参考書原稿の…
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