電験問題を解き続ける挑戦⑪「平成21年理論科目問1」
さて、平成20年を倒すことに成功した。
約2週間で17問を解いた。
そして、連続正解数は「17」である。
お前はそれを仕事にしているから当然じゃん!講師は満点を取って当たり前だよ!
と言われてしまうかもしれないが
意外と講師も久しぶりに問題を解こうとすると、普通に間違う。
あなたが巷の勉強講座に参加するとしよう。
オリジナル問題を持参して、講師に質問してみて欲しい。
たぶん、めちゃくちゃ嫌な目で見られるだろう。
そういうことである。
そして、自分はそんな講師になりたくない。
常に「現役」でいたいのだ。
平成21年理論科目 問1
早速、今回の敵との戦いを共有しておこう。
「コンデンサの電界問題」
非常にオーソドックスの問題だ。
さて、どう切り崩していくか。
いきなりで電束密度は無理だな。
選択肢を見ても、(ア)の答えが微妙に変化して(イ)(ウ)になっている。
ここは、普通に電界を求めていくのが得策か。
コンデンサが並列接続されていて良かった。コンデンサの電極間距離も同じで良かった。
コンデンサにかかる電圧は分かっている。
「E=V/d」がそのまま使えるな。
「・・・!」
比誘電体が違うな。
電束密度Dの公式は「D=εE」であるが、このεは「真空の誘電率×比誘電率」で求まる。
電束密度はコンデンサごとの比誘電率の違いで、個性が出るんだったな。(久しぶりだと忘れるが、発見もある)
「電束」の定義が大事
昔使っていた電磁気の教科書が優れ物だった。
電束あたりに自分が強いのはその先生と先生が書いた教科書のおかげかもしれない。
電荷1(C)から1本の電束が出る
このワードはめっちゃ記憶にある。黒板に書かれていたのを覚えている。
根本のルールだから、とても重要だ。
電束密度、電束、電荷を結びつける重要なルール。
もし、忘れかけている人がいるのであれば、ここで覚えて帰って欲しい。
解いた結果
まとめ
「平成21年理論科目問1」は安定して解くことができた。
このように安定して、何の迷いもなく解ける問題が増えていくと合格点など圧倒的に凌駕することができる。
合格点に怯えることのない実力を身に付けよう。
こうして問題と対峙し続けると確実に自分のレベルは上がっていく。
一緒に頑張る仲間を集う。