【運について考える】電験2種二次試験、お疲れ様でした

3名の方から結果報告を頂いた。

電験3種の時から、やり取りしてきた後輩も1名含んでいる。

結果は「運」もある。

報告メールによっては、他の方の結果をお伝えしないつもりだったが、今年も挑戦する!とのことだったので書かせて頂く。

長年、電験2種の対策と向き合ってきて、今年から電験2種の質問回答も通信講座会社と業務提携し、回答している経験も踏まえて

この「運」についても、よく考えてみたいと思う。

来年、笑う為に、ここで苦しみを出し切ってしまおう。

結果


私の後輩は合格した。私の友人は不合格だった。

上手くいった人は本当に良かった。おめでとう!!

思った結果が出なかった人へ

結果が違うだけで、皆頑張っていて努力していた事は事実。

実る時期が異なるだけだ。

確かに人生が急変するほどの結果ではあるが

それは予め、決まっているその人の「天命」だと思う。

思うような結果が出なくても「そうなんだぁ」ぐらいに流して欲しい。何故なら、次があるからだ。

当初

不合格かもしれないと、3名とも連絡を受けていた。(もう1名いらしたが、まだ連絡はもらっていないので不明)

同期機、変圧器という組み合わせで、しんどい年度ではあった。電験マガジンではこの組み合わせの対策はしてきた。が、(a)(b)の試験方法を書かせるのはなかなかしんどい。

(あとになって冷静になればできるとは思うものの、試験本番だと意外としんどい系の問題)

制御もいつものやつではなく、特殊だった。

電力管理は、一つひとつの知識を深く学んでいるかを問う問題だった。

本を読めばいける!という意見もあるが、安易にこれに取り組むと、パンクする。ここについては後段に記す。

努力の量

努力の量は人それぞれ。

その人の生きている環境もある。

親の介護をしながら、合格した方が昨年か一昨年にいた。

残業だらけで合格した人もいた。

単純な勉強時間では比較できないものである。

合格した後輩は過去問を20年分、特殊な問題以外は解けるようになっていた。この点はすごいと思う。

なかなかそこまで自分の寿命を費やすことは難しい。まだ30歳にも満たないから、その若さを犠牲にしたとすれば

もの凄い価値を支払ったとも言える。

若いから有利だとは一概に言えないということ。若い時代を買い戻したいという資産家は多い。

この点、若者は頑張った、リスクを支払ったと言えると思う。

彼は残業時間を減らしていた。この点も素晴らしいと言える。

タブレットを買い、過去問やテキストを見れるようにしていたのもすごかった。←これは個人差あり。勉強は本が良いという人もいる。

「運」と「勉強方法」

努力した人に「運」は巡ってくるなどといったことを書くつもりはない。

「それ言われちゃおしまいよ」となる。

仕事を辞めて、一人になり、勉強だけしていれば、合格する可能性は飛躍的に向上するだろう。

しかし、現実は浪人したとしても、勉強する体力(意志力)というものは消耗してしまい、思うようにできないそうだ。経験者からよく聞く。


上手くいく人、勉強ができるなという人をこれまで観察してきて

電験2種二次試験が難易度を増し、電験1種二次試験のように、より学問チックになっていく中で

どんな勉強方法が適しているか。

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2019年2020年の経験を経て、新たな形のオンライン塾。勉強資料を格納している。既存の塾や通信講座や特別講座以上に「基礎知識」「失敗確率を極力減らす方法」が得られる。定期的に届く配信記事をきっかけに問題を解いたり読んだりことで知識のベースアップも狙う。塾や通信講座のメリットに加えて、難化する試験対策を考慮した戦略を共有するマガジン。最近はさらに発展し、資格取得後の先の話を開拓している。

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