これが「好きを生きる」なのか?
『好きなことして生きていく』
こんな言葉を聞くたびに、
なんてカッコいいんだ。
なんて楽しそうなんだ。
という憧れと共に、
それってラクしてるだけだよね。
それってワガママだよね。
それって周りに迷惑かけるよね。
だから、
「私には無理」
と思っていた。
だって、自分勝手な人間にはなりたくないし、本当の喜びって頑張らないともらえないものだよね!?
頑張ることが美徳
という、ある意味日本人らしい考えの私には、
「好きなことして生きていく」
なんて、ヨーロッパの社交界くらい遠い世界の話に思えていた。
ところが。
2年くらい前から、
「好きなことだけ」
というワードが目に飛び込んでくる。
まぁ、無理だとは思うけれども、
一応、念のため、
覗いておこうか、、、、
そんな気持ちで
「好きなことだけ」
を学べる環境に身を置いてみたら、
どんどん洗脳!?されていき、
ひょっとして
好きなことだけで満たされる世界があるのではないか?
と思い始めた。
そして、
「好きなことだけ」は、
決して、
ラクして適当に生きることではない
ということも知る。
「好きなことだけしてる」
と言う成功者は、実はものすごく働き者。
でも本人は「何もしてない」と言う。
「遊んでるだけ」なんて言ったりもする。
好きなことのためなら、どれだけ働いても、それは努力や根性や我慢ではなく、「楽しんでいるだけ」になるのか。。。
少しずつ、自分の中の
「ド根性おばさん」に休んでもらって、
子供のような「あれ嫌い、これ好き、それやりたい」に目を向けていたら、
住む世界が変わってきた。
そんな時、
『共同ブログを立ち上げるので参加しないか?』
と誘われて、楽しそうだと快諾した。
ライターとしてお誘いを受けたのだが、
実は、
文章の校正をすることが大好き。
時々、いや、割としょっちゅう、
人から文章の添削を頼まれる。
細かいところに目がいく乙女座発動で、
誤字脱字はすぐ目に飛び込む。
昔から言葉が大好きで、
最適な言い回しを選ぶことが楽しくて仕方ない。
「これだ!」という言葉を見つけた時は、
小躍りするほどテンションが上がる。
校正校閲という仕事があることを、
若い頃の私に教えてあげたいと何度思ったことか。
そして、共同ブログ内で
おずおずと手を挙げた。
あの、、、私、、、
校正やりたい
思いがけず、発起人の男性はニヤリとした。
実は、編集部に入って欲しいと思ってくれていたらしい。
そして私は、未来の編集長にと推薦された。
・・・なぜ編集長なのかは、単に「裏付けないくせにどっしりしている」からではないかと自己分析している。
編集経験ゼロ。IT苦手。
以前の私なら
「ありえへん。図々しすぎるやろ。」
と、自分に激しくダメ出しをしたと思う。
でも、今は、
ま、いっか。やりたいし。
と、厚かましく思っている😅
立ち上げに向けて、
技術的な専門用語が飛び交う編集会議は、はっきり言って、
ほとんど何もわからない💧
学生だったら、机の下で漫画を読みたいところだが、
さすがにそこは一応大人なので、
神妙な顔をしてzoomに映っておく。
そして私は、得意なことだけをしている。
・重箱の隅をつつくようにチェックすること。
・最適な言葉を探すこと。
・連絡係
何も努力はしていない。
ただ、好きで得意なことだけをしている。
それなのに、感謝される。
気がつけば、
他の場所でも、得意なことだけをしている。
これか?
これが「好きなことして生きていく」なのか?
とりあえず、
楽しいことは間違いない。
好きを生きる と決めた仲間たちの共同ブログ
『Agréable』
2021年5月27日 オープン
https://agreable.space/
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