8月28日

今日は、部活をして、その後公務員セミナーを受講しました!

昨日まで、高校生活を振り返っていましたが、今日は特筆すべきことがあったため、その出来事について書かせていただきます!

今日、部活後にセミナーに行くため、最寄り駅に向かっていた最中のこと。

道の真ん中に人が集まっており、そこでは80代くらいの、歩行器を持った女性の方が倒れていました。

熱中症かと思いましたが、足首を捻って、転んでしまったようです。

駆けつけたものの、何をどうしていいのかわからず、とりあえずとても暑かったため、その方が脱水にならないように、水を買いに自販機へダッシュしました。

「救急車呼ぼう?」

と、周りの方が言ったものの、その方は首を振っていました。

言葉を声に出すことが少し苦しい様子で、小さな声で

「大丈夫。」

と言っていました。

そうしたら、一人の方が、

「この近くに整形外科があるから、そこに頼んでみたら?」

と、呟いていたため、

「自分が行きます!」

とダッシュして、整形外科へ。
しかし、病院側からは救急車でないと、迎えに行くことができないと言われてしまったため、

「車椅子お借りすることできますか?」

と聞いたら、快く貸してくれました。

そしてまた車椅子を引いてダッシュ。

そして、周りの方が女性を支えてくださり、車椅子へ。

しかし私は、車椅子の介助方法など全く知らず、ブレーキもかけず、足をのせるところも開かず、周りの方が、

「ブレーキかけて!」
「こっち側にまわして!」

など声をかけてくださりました。

そしてその後、とりあえず涼しい所へ、ということで、近くのお店の方が、自分の店の中に案内してくれました。

そこで、冷たい麦茶をいただきました。

麦茶を飲みながら、

私自身、福祉を学んでいる立場なのに、いざ、目の前で倒れた方がいたら、どういうふうに対応したら良いのかや、車椅子の介助方法など全くわからず、もどかしい気持ちと、無力感でいっぱいでした。

もし、周りに誰もいなくて、自分だけがその場にいたとしたら、私は適切な判断をして、行動することができたのだろうか。

と考えると、怖くなったし、情けなく感じました。

女性の方は、近所に住んでいる方だったようで、ご家族の方が迎えに来てくれるとのことでした。

セミナーの時間が迫っていることもあったため、最後までいることができませんでしたが、

その麦茶を頂いたお店の方に

「ありがとう」

と言って頂きました。

そして、その女性の方も、かすかな声で、

「ありがとう」

と言ってくださいました。

その言葉を聞いて、

「今日自分がやったことは、間違ったことじゃなかったのかな」

と感じました。

この出来事から、どんなに知識があっても、現場で活かされなければ、それは意味の無いもので、改めて福祉は、臨機応変さと、行動力が大事なのだと学ぶことができました。

福祉を重点的に学びだした今の時期に、このような出来事に直面したことも、なにかの縁なのかなと、感じました。

今日もありがとうございました😊


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