応募〆切//社会課題領域の"これからの活躍人材"を育成するプログラム「Leaping Rabbit」第2期生を募集します!
/// お知らせ ///
5月9日まで募集を実施していた「社会課題領域の"これからの活躍人材"を育成するプログラム『Leaping Rabbit』」第2期ですが、選考の結果、今回はプログラムにお迎えできる方が最小開催人数に満たないと判断し、残念ながら実施を中止とさせていただくこととなりました。
今回応募を検討・実行してくださった方、情報の拡散や応援の声をかけてくださった皆さまは本当にありがとうございました。楽しみにしてくださっていた方や見守っていてくださった方々もいる中で、このような判断となり大変申し訳ございません。
プログラム内容を修正して実施するか、追加募集するか…等も両社にて検討いたしましたが、本来のプログラムの主旨や、それに賛同・共感して応援してくださっている方もいること、さらにお迎えした場合にも学びの最大化に必要な環境を用意できない可能性等を考慮し、第2期は中止として発表することを決定いたしました。
プログラムの性質上、今回は中止と判断させていただきましたが、次回第3期への募集開始に向けて、さらにパワーアップしたプログラム内容をお届けできるよう現在準備を進めております。
「今回はタイミングが合わなかったけれど次回こそは参加したい」
「応募フォームの内容を考えるのにもう少し時間をかけたい」
といったお声も既にいただいておりますので、皆さまそれぞれに気持ちの確認も進めていただきつつ、次回の募集情報解禁まで今しばらくお時間をいただけますと幸いです。
第3期の募集開始は夏頃を予定しております。
雨の季節に入りましたが、どうぞ皆さま体調に気をつけながら、移り変わる空模様とともに、晴れやかな初夏の日差しをお待ちください。
今後ともLeaping Rabbitをよろしくお願いいたします!
2021年5月21日
Leaping Rabbit主催・運営
株式会社morning after cutting my hair
株式会社Drop
昨年12月にリリースし、4月16日をもって第1期が終了した「社会課題領域の“これからの活躍人材”を育てるプログラム Leaping Rabbit(リーピングラビット)」。
第1期生となった7名のみなさんからは、プログラム満足度80%*という評価をいただき、7名それぞれに多くの課題や成長や学びを得て、とても良い表情で卒業していく姿を見ることができました。
*…NPSでいう推奨者の割合
第1期生として参加してくださったのは、食品メーカーの営業担当者、フリーライター、医療関係者、サスティナビリティ部署の担当者、デザイナー、人事担当、卒業を控えた大学生など実にさまざま。
たった3ヶ月、されど3ヶ月。
濃厚な時間を過ごしてくれた1期生のみなさんに続く、「Leaping Rabbit」の第2期生募集を開始します!
【 すでに応募したい気持ちが溢れている方はこちらへどうぞ 】
(応募〆切:5月9日(日)23:59)
「Leaping Rabbit」とは
社会課題解決に特化した人材育成・企画・PRの会社であるわたしたちmorning after cutting my hairと、関西を拠点にSDGsコンサルティングや研修サービスを提供する株式会社Dropの2社共同で主催する、「社会課題領域の“これからの活躍人材”を育成するプログラム」です。
近年、「社会課題」や「SDGs」などの言葉が広く語られるようになり、世界の環境・社会・経済などのサステナビリティ(持続可能性)への注目が高まっています。
学校教育や民間企業、行政といったさまざまな立場からもアプローチが増え、SNSなどで話題を目にすることも増えた昨今、従来の主流であった公的機関・非営利団体・ソーシャルスタートアップだけでなく、民間企業や複業/副業などによる個人にとってもより身近な存在になってきていると実感されている方も多いのではないでしょうか。
そのような変化の中で、社会起業家やリーダー”以外”の形でも、社会課題の解決や認知の拡大に貢献する方法や、その機会、活躍人材と呼ばれるようなソーシャルセクター内での「プレイヤー」へのニーズや期待というものは、今後より一層高まっていくのではないかとわたしたちは感じています。
本プログラムでは、そんな「社会課題解決に向けたプレイヤーとして活躍できるようになりたい」といった意思を持つ方に向け、ソーシャルセクターでの活躍人材になるために必要なマインドや思考力、スキルアップのための土台を磨くことができる講座を用意しました。
プログラムは全6回。加えて、ソーシャルセクターで長年活動してきた運営事務局メンバーとの日常的なコミュニケーションやフィードバック、情報共有なども受けることが可能です。
“スキルアップ”ができる講座はあちこちで開かれている現代だからこそ、「Leaping Rabbit」では、最短距離でスキルを磨くことを目指すのではなく、その前段階にあるべき「社会課題領域で活動をするために持っておくべき視点の獲得」「自分のスキルや価値観を正しく認識しニーズを整理する力」「適切な自己プレゼンテーションで自分を伝えられる力」「自分にとって重要だと感じられる課題を発見する力」を深め考えることを中心にプログラムを構成しました。
ちなみに、「Leaping Rabbit」の「ラビット」は、陸上競技で選手たちのペースメーカーとなり、伴走しながらも選手たちのスピードを上げて良い記録へ導く役割を担う走者のことを呼ぶ「ラビット」から。さらに、「献身」「速さ」「良縁」のシンボルでもあるウサギをモチーフに、これから飛躍(Leaping)していく「活躍人材」のみなさんこそが、日本の社会課題解決を推進していくキーとなるのだという考えをこめています。
社会起業家塾や次世代リーダー研修など、起業家や組織の中心を目指すのではなく、所属団体のビジョンに基づきながらも、社会課題について自分の言葉で語ることができ、お互いのニーズにマッチした現場に出会い、さらには個として自身のスキル・価値観をさまざまな現場で活かせる「これからの活躍人材」の育成を目指すプログラムです。
■ こんな方におすすめ
・社会貢献に関心があるが、今の自分では何ができるのかわからない・自分の興味関心の方向を見つけたいという方
・しっかりと自分の考えについて自己表現し、人生のチャンスを増やせる人間になりたい方
・ソーシャルセクターへの転職や関わり方を模索されている方
・ソーシャルセクターへの複業/副業を検討している方
・仕事を通して得たスキル・経験を活かして社会課題解決に関わりたい方
・社会課題について考える思考力や、仕事として関わる上でのリテラシーを身に付けたい方
・ソーシャルビジネスの起業はハードルが高いと感じているが、それ以外の関わり方を知りたい方
講座内容と流れ
本講座では、約3ヶ月の間で以下の5つのコンテンツを受講していただき、「社会課題領域での活躍人材」となるための段階的な成長を目指します。
・社会課題やSDGsに関する知識、現場での活動についての講義・講演(2回)
・社会課題を扱うテーマに関する企画立案と提案(ブラッシュアップの個別面談あり)
・自身の価値観やスキルと向き合う自己分析(より深めるための個別面談あり)
・転職や復業/副業にも活用可能な「新しい履歴書」とポートフォリオの作成
・講座を受講した成果として、自分の興味関心やスキル・価値観を表現するためのプレゼンテーション
ステップとして、まずは「社会課題やSDGsと呼ばれるものは何なのか」「現場はどのようなものなのか」といった基本的な知識をお伝えします。その後、実践編として社会課題をテーマにした企画を立案・提案していただき、運営事務局の講師陣によるブラッシュアップ面談をおこないます。個別面談で企画のクオリティ、テーマに対する視座を高め、その後自分自身のスキルや価値観の把握へと講座は進んでいきます。
最後には、目指す自分の姿と現時点でのギャップを認識した上で、自分自身の今のスキルや価値観、今後進みたい先についてを誠実に・魅力的にプレゼンテーションできる状態を目指し、今後の活動につなげていきます。
第1回プログラム(6月4日)
講義:社会課題とSDGsについて
ソーシャルセクターに関わる上で、基本となる知識として社会課題やSDGsについて学びます。講師は、社会課題解決に取り組む団体・企業の企画・PRを行う株式会社 morning after cutting my hairと企業・団体向けにSDGsコンサルティングや研修を行う株式会社Dropのメンバーです。各講師から、これまでの事業を通して得た知見や生の声が聞けます。
※次回講義までの宿題あり
第2回プログラム(6月18日)
講義・トークセッション:ソーシャルセクターの歴史・団体の講義と現場で働く人の座談会
ソーシャルセクターの歴史や主要な団体紹介の講義と、ソーシャルセクターで働く人を招いた座談会を行います。ソーシャルセクターの全体像やこれまでの歴史を知ることで、どのような課題にどんな形で関わっていくのか検討しやすくなります。また、実際に社会課題の現場で活躍人材として働く人から実情を聞くことで、自身の未来像について想像をふくらませましょう。
講座を通して、ソーシャルセクターに関わるイメージを深めます。
第1期では、NPO法人ETIC、認定NPO法人Homedoorからゲストにお越しいただきました。
※次回講義までの宿題あり
第3回プログラム(6月25日)
企画実践:出題された課題を解決する企画立案と提案
事務局から出されたソーシャルセクターが抱える課題やテーマに対して、それぞれが必要だと考えるリサーチを通して解決促進・支援案となる企画を制作・提案してもらいます。企画に関する表現方法はそれぞれの得意なスキルや、今後伸ばしていきたい分野で構いません。
(例:ライターとして活躍したい=広報支援やメディア立ち上げの企画を提案する、プロジェクトマネージャーとして活躍したい=商品開発の企画を提案、スケジュール感や外注などの全体感をプレゼンする など)
ひとりにつき、原則2回の面談を設定して企画提案をおこない、運営事務局からフィードバックを受けブラッシュアップしていきます。
このチャレンジを自身のスキルアップや経験値の蓄積に活かせるよう、制作した企画案は、今後の活動にも使えるポートフォリオとして仕上げていきます。
(※テーマはご自身が関心のある社会課題から独自に設定していただいても構いません)
第4回プログラム(7月16日)
自己分析:自身の価値観やスキルに向き合う自己分析
ここまでの講義や企画作成を経て、改めてご自身の価値観やスキルに向き合って自己分析をしていただきます。ツールを活用しながら、その結果をもとに個人面談をおこない、本プログラム独自に開発した「新しい履歴書」やポートフォリオの作成に取り掛かります。ご自身の価値観やスキルを把握した上で、今後どのような現場や仕事で活躍していきたいのかを改めて整理する機会です。(新しい履歴書の作成には、株式会社イキモノさんにご協力いただき「proff」というツールを活用します。)
第5回プログラム(7月30日)
第6回プログラム(8月6日)
自己表現・企画発表:新しい履歴書とポートフォリオを使った自己表現プレゼン
講座を通して作成したポートフォリオと新しい履歴書の内容をもとに、事務局・他の参加者に向けてプレゼンテーションをおこなっていただきます。約3ヶ月のプログラムの中で発見したご自身の興味関心や伸ばしていきたいスキルの方向性を踏まえ、これからどのような未来に向かっていきたいのかを表明していただく時間です。みなさんのプレゼンテーションを聞いて、お渡しできるチャンスや情報・コネクションがあれば、その場でどんどんお伝えしていくことも可能となります。
※みなさんのプレゼンテーションをしっかりと聞き、フィードバックもできるよう、「自己表現・企画発表」に関しては二回に分けての開催といたします。
■講座で得られる情報や機会
・社会課題やSDGsの情報
・ソーシャルセクターで働く人の経験談
・ソーシャルセクターに適した企画力
・ワークと面談による自己分析
・「新しい履歴書」の作成
・転職先やこれからの人生で進む道を探すきっかけ
受講者の成長イメージ
自分自身を語れるようになる
自身の実感がこもった言葉で、「自身のリソース・スキル」「自身の思想・考え方・特性」を表現できるようになるための練習をおこない、社会課題に関してだけでなく、幅広く「自分のこと」を眼差す機会を創出します。
社会課題をそれぞれの目線で語れるようになる
ソーシャルセクターのプレイヤーが日々向き合っている「社会課題とは何か」「社会とは何か」「当事者とは何か」といった大きな問いから逃げず、自分自身の頭と言葉で理解しようとし、さらにそれらに対してそれぞれが自身の考えを表現できるようになることを目指します。
“心ある”アウトプットができるようになる
社会課題の本質やその複雑性、当事者の感情や立場などを、理解・想像した上で、心あるアウトプットが柔軟におこなえる活躍人材となることを目指します。
場所に適した活躍ができるようになる
自身の強み・経験・スキルを自身で把握することで、状況に応じてそれらを横展開させてさまざまな場所で活躍できる人材を目指します。
講座概要
■ 応募選考スケジュール
募集期間:2021年4月23日(金)〜2021年5月9日(日)23:59
書類選考期間:2021年5月9日(日)〜2021年5月11日(火)
面談期間:2021年5月14日(金)〜2021年5月21日(金)
プログラム期間:2021年6月4日(金)〜2021年8月6日(金)
【 講座スケジュール 】(予定)
第1回:2021年6月4日(金) 20:00-22:30
第2回:2021年6月18日(金)20:00-22:00
第3回:2021年6月25日(金)20:00-21:00
▶︎企画提案課題に関して、講座時間とは別に個別提案・ブラッシュアップの時間を設けます。(※以下スケジュール参照)
第4回:2021年7月16日(金)20:00-22:00
第5回:2021年7月30日(金)20:00-22:00
第6回:2021年8月6日(金)20:00-22:00
※第3回プログラムにあたる企画提案課題の個別提案・ブラッシュアップスケジュール
2021年6月25日〜7月16日
(期間内で個別に日程調整の上で面談を実施いたします)
プログラム受講定員
6名程度
(最少開催人数4名)
開催場所
オンライン開催(講義や面談はZoom/やり取りはSlackを利用予定)
※講義内容や参加者の居住地、コロナウイルスの状況によっては集まる機会を設ける可能性もあります。
受講価格
8万円
※全ての講義・プログラムの受講料、Slackでの日常的なサポート料、個別面談、(希望がある場合)卒業後の現場とのマッチング支援費なども含みます。
※プログラム内にて「ストレングスファインダー」を活用した自己分析について言及がありますが、利用は任意のため、ご希望の場合はこの費用のみ追加で自己負担の上ご購入をお願いしております。(2千円前後)
応募方法
以下のリンク先のGoogleフォームより、応募書類の記入・提出をお願いいたします。書類選考の合否はメールにてお伝え致します。
※書類選考合格者のみ面談を実施致します。予めご了承ください。
【 ご応募はこちらから 】
(〆切:2021年5月9日(日)23:59)
第1期受講生からの声
第1期生として駆け抜けた受講生たちから届いたアンケートの一部を抜粋して掲載しています。ソーシャルセクターへの関わりも、経験も、年齢も、お住まいも、まったく異なる第1期生たちは、共に学び、共に笑いあい、共に頭を抱えながら、この3ヶ月で大きく変化して卒業を迎えました。
社会課題にアプローチするかどうかに限らず、「なんかしてみたいんだけど、一歩が踏み出せない」という方には強くお勧めします。
決して“楽なプログラム”とは言えませんが、真剣に取り組めば取り組んだ分、得られるもの物も大きいプログラムだと感じます。
良かった点は、自分が取り組んでいること・やりたいことに対して、普段の生活では出会えないような方々から、フィードバックを得られるところだと思います。
そのおかげで、視野が広くなり、自分ができていることや足りないことが、かなり明確になります。自分のできている点の再発見にもなったので、「自分に自信がない」という人にもお勧めかもしれません。
おすすめのポイントは、
1成長欲のある同志と会えます。
2自分が今までで出会えなかった友達ができます。
3成長できます。
4自分の頭の中が整理できます。
5オンラインでもオフライン以上に濃いです。
6必ず成長できます。
仕事と並行して進めることがすごく大変でした。ただ、頭を切り替えることができ、すごく楽しかったです。
このプログラムは、「答え合わせ」ではなく「答え作り」ができるところが一番の魅力です。
自分自身で正解を作っていくことの難しさや面白さを3か月でここまでぎゅっと学べるプログラムはなかなかないと思っています。
今の時代に必須の経験ができると感じました。
Leaping Rabbitに参加したことにより、自分がこれまで非常に狭い視野の中で表層的に考えていたことを痛感したり、何ができるんだろうと沢山悩んだり、とにかく想像以上にもどかしさや歯がゆさを感じることが多かったです。
ですが、今ではその痛みが自分にとっての成長痛であったと捉えています。
何歳になってもこの痛みを感じ続けていけるような自分でありたいと思えました。
この講座では、ハードスキルだけではなく、自分のwillや他人との向き合い方が求められているということがわかった。講座は簡単、自分ごとにするのが超絶難度。
なにを目的とするか?Willをどのように形にするか?そもそも何をwillとするか?といった点を考え続けることが大変だった。人のおもしろさ、多様さがあり、最後のプレゼンは個性溢れる発表で非常に良い時間だったと思います。
社会課題への理解はもちろんですが、自分の価値観への理解(自己理解)とそれを表現する力を養えたことが一番大きな収穫でした。決して社会起業家などリーダーになることが正解ではなく、一人ひとりにあった社会課題との関わり方を知ることができました。
🐇第1期受講生・小晴さんの受講感想note
https://note.com/koharu_d_0401/n/nca73dcc3d698
講座のあとにはTwitterに感想を呟いてくださったり、プロフィールに書いてくださったり。毎回熱量の高い参加と学びを続けてくださった第1期生のみなさんは、これからそれぞれが見つけた自分の関心領域に向かって進んでいかれます。社内プロジェクト、転職、フリーランスとしての仕事の軸、プロボノとしての関わりなど、そのあり方もさまざま。ご自身にとってベストな選択をできる視座のもと、これからどんどん活躍していっていただければと願っています。
Q&A
Q.参加費8万円について、1期生の方の実感としてはどうだったのかお聞きしたいです。
A.アンケートでお聞きしたところ、受講前には「少し高い」と感じながらも勇気を出して応募してくれたという方も数名いらっしゃいました。ただ、受講後には全ての方が「安い」もしくは「適正な価格である」と感じてくださったようです。人生にはタイミングもあればご縁もあると思いますので、どうぞご自身でその金額を払ってコミットできるか、したいかというところをじっくり向き合う期間にしていただければと思います。
Q.講座の時以外のコミュニケーションはどんな感じでおこなわれますか?
A.基本的には受講生と運営事務局のみのSlackで日常的にコミュニケーションが発生しています。気になるニュースのシェアや感想、普段過ごす中でふと感じた疑問などを投稿するチャンネルがあったり、1期生は自主的にSlackを使いやすくカスタマイズしたり、リモート飲み会の開催などもされていました。もちろん、コミュニケーションをとっていく中で何かトラブルや困ったことがあればすぐにDMで事務局メンバーに教えてください。
Q.期間中、体調不良や急な仕事で欠席する場合のフォローはありますか?
A.基本的には全回参加していただけることを前提としてはいますが、もちろん急な欠席もあり得ると思います。その場合、講義のアーカイブをお渡しすることもできますので、動画と資料でしっかりと学んでいただき、課題等の提出をお願いしています。
Q.ソーシャルセクターに関わったことが一切ありませんが大丈夫でしょうか。
A.もちろん大丈夫です。これまでの経験を問わず、「これから」の活躍人材を目指していきたい方を歓迎しています。ただ、1期生からの声にあったのが「ここはただ教えてもらう場ではなく、自ら考え学ぶ場なんだと思った」というご感想でした。社会課題という答えのないものと向き合っていくには、どうしても「自分の頭で考え続ける」ことが必要になってくると私たちは考えています。
そうは言ってもどこから始めればいいのか、一人でスタートするのは大変だからこそ、この講座で仲間と共に一歩を踏み出せる場にしていくことを目指し、受講をしていただければと思います。初回にインプットの講義がありますので、身近な社会課題について、あるいはSDGsについてなど、今からでも少しずつ調べてみたりアンテナを張っておいていただけるとよりスムーズに参加できるかもしれません。
主催団体・運営事務局について
・株式会社morning after cutting my hair
2018年設立。社会課題解決に特化した人材育成とPRと企画の会社。メンバー全員が、ソーシャルスタートアップや研究という立場から5年以上社会課題領域に取り組み、現場の経験を持っていることも特徴のひとつ。想いのある人たちの活動を後押ししながら、物語の力で心が動き続ける社会・人と自然とテクノロジーが健全に共存していくことのできる持続可能な社会を目指す。
・株式会社Drop
2019年設立。関西を拠点に、SDGsコンサルティングや研修サービスを提供する会社。月間25万PVの「SDGs media」やYoutubeチャンネルの運営などもおこない、SDGsに関する情報発信にも力を入れる。
なぜ今このプログラムを始めたのか
冒頭でもお伝えした通り、Leaping Rabbitは昨年12月にリリースし、誕生したプログラムです。もともと「社会課題解決に特化したPRと企画の会社」として3年ほど事業をおこなってきた弊社が「教育プログラム」を始めようと決めたのには理由がありました。
morning after cutting my hairのメンバーは、それぞれが社会課題解決の現場で、プレイヤーやリーダーとして活動してきた経験をもっています。数年前に比べれば随分と身近になってきたようには感じるものの、やはりまだまだ、「社会課題への貢献の門戸は広いとは言えないのではないか」と感じることがあります。また、逆の視点では、「ソーシャルセクター」のあり方や関わり方が多様になってきつつある今だからこそ、アウトプットの中に見える「心の置き方」が課題になってきているのではないか、とも考えています。
社会課題解決への多様な関わりを実現させるためには、ソーシャルセクターと求職者のそれぞれに解決すべき課題があるのではないでしょうか。
まず、ソーシャルセクターでは、その団体が抱えている思想や経営課題や求めるスキルが明確になっていないという状況がよくあります。そのため、求人情報を公開しても上手くマッチングせず、その団体にとっての即戦力になれるスキルを持っている人や、ソーシャルセクターで活躍するためのマインドセットができている人との出会いが生まれにくいということが起こります。
仮にスキルの高い人からの応募があっても、団体側のニーズを上手くキャッチできなかったり、社会課題への想いや視座が合わず、長く活躍してもらえない結果を招くことも多いというのがよく耳にする現状です。
次に、社会課題解決へのプレイヤーに関心の強い若手社会人(20代〜30代)は、社会課題解決への漠然とした想いを持っているものの、自身が貢献したい社会課題や貢献できるスキルを正確には把握していないという課題を抱えています。そのため、「自分が何ができて、組織のどの部分にマッチするのか、どんな仕事ができるのか」を具体的に、かつ正確に言語化してアピールすることができず、ソーシャルセクターの採用担当者から評価されにくいといった結果が生まれてしまいます。
実際に、morning after cutting my hairとしても、それ以前に運営していた一般社団法人でも、「仲間になりたい!」というお声をくださった方とのやりとりの中で、このようなズレが発生してしまうことが多々ありました。
さらには奇跡的なマッチングを経て一緒に働くことになったとしても、ソーシャルセクターというものの特徴理解や課題と向き合うために必要な姿勢を培っていなかった場合、活動やアウトプットの中で歪みが生じたり、誰かを傷つけてしまう結果に繋がってしまう可能性があるというのもこの業界にあるリアルな課題かもしれません。
本当は素晴らしい出会いや人生を共にする仕事になっていたかもしれないチャンスが、少しのミスマッチによって噛み合わない状況になっている。これはすごくもったいないことだと、長年感じてきました。
これから先の社会において、ソーシャルセクターで活躍する「心あるプレイヤー」といかに出会えるかということは、日本全体の社会課題解決のスピードにも関わってくると私たちは考えています。
より一層複雑さを増し、不安定さを増していく現代だからこそ、想いを持つ者同士の貴重な出会いのチャンスを無駄にすることがないよう、「個人が社会課題にとりくむ」ひとつのあり方を支援できるプログラムを実施しようと決めました。
また、本プログラムの卒業後には、ソーシャルセクターで長年活動してきた主催・運営企業のメンバーだからこその現場とのマッチング支援も実施していく予定です。
新たなチャレンジをしたいという想いのある方、社会課題解決に貢献していきたいという気持ちのある方からのご応募をお待ちしております。
【 ご応募はこちらから 】
(〆切:2021年5月9日(日)23:59)
※第二期からは、企業・団体様からの協賛も受付致します。
社会課題解決やSDGsに関心があるものの何を支援するのが適切かわからない、ソーシャルセクターの活性化に期待している、共に社会課題解決ができる人材を求めている、日本の人材育成に投資したい気持ちがあるといった企業・団体様がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒にLeaping Rabbitを通してこれからの活躍人材育成をおこなっていければ幸いです。
ご関心・ご提案がありましたら、お気軽にお問合せください。
info@macmh-inc.com