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お役立ちノウハウ

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さまざまな会社でお役に立ちそうなノウハウをUPDATE M&Aクラウドの記事の中から厳選して紹介
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記事一覧

米国では市場が確立。日本のスタートアップの可能性を広げる“セカンダリー売却”とは?

こんにちは。M&Aクラウド CEOの及川です。 2021年はIRIAMをDeNAが150億で取得、PaidyをPaypalが3,000億で取得といった大型M&Aが話題になりました。これらはどちらも「デーティング期間」(最初はマイノリティ出資を行って、相手企業との相性やシナジー創出の可能性を見定める期間)を経たM&Aです。最終的に大型のM&Aにもつながりやすい、この「デーティング投資」を活性化すべく、M&Aクラウドでは、投資家とスタートアップとのマッチングを積極的に支援してき

事業会社からの資金調達はどう進む?留意点は?調達支援のプロがやさしく解説

こんにちは。M&Aクラウド CEOの及川です。 最近、スタートアップの経営者から、「事業会社から資金調達したい」と相談を受ける機会が増えました。当社はM&Aだけでなく、資金調達のサポートも多数手がけています。本日プレスリリースでも発表した通り、オンラインでの資金調達支援額は累計16億円を超えました。 マクロ的に見ても、「Japan Startup Finance 2021」(INITIAL)によると、2021年の事業法人1社あたりのスタートアップへの投資額は9,960万円

起業家必見!!VCとは異なるCVCならではの事情とCVCとの付き合い方

皆さんこんにちは。経営企画本部の藤原です。前回、デーティング投資についての記事を書きました。 上記記事の中で、"デーティング投資はCVCの理想的な形"として4つの事例を紹介いたしましたが、全て投資側の視点で語られており、スタートアップ起業家側の視点がありませんでした。 そこで今回は、そもそもCVCとはどいうものであり、CVCから出資を受けるスタートアップ起業家にとってはどのような点に留意すると良いかについて書いてみたいと思います。しばしお付き合いくだされば幸いです。 な

2022年注目のデーティング投資とは?最新4事例から徹底解説!

皆さん、明けましておめでとうございます。経営企画本部の藤原です。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、2021年はM&A業界でも色々な動きがあった年でした。弊社M&Aクラウドでもそれらの動きに随時目を光らせながら情報収集をしております。今回はその特徴的な事例として、事業会社やCVCによる、スタートアップに対する『デーティング投資』について最新4事例について書いていこうと思います。しばしお付き合いくださると幸いです。 『デーティング投

最短ルートでプロダクト開発できる顧客インタビュー手法を公開!

今年6月、掲載社数400社を超えた当社のM&Aマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」。買い手が募集記事を掲載し、売り手が打診するという現在のサービスコンセプトが固まるまでには、紆余曲折の道のりがありました。一時は「組織崩壊の危機」(CEO 及川談)にまで陥った当社にとって、起死回生のきっかけとなったのは、3サイクルに及ぶ顧客インタビュー。今回はその手法をご紹介します。 ※2015年の会社設立からの経緯については、以下の代表2名の対談記事でもご紹介しています。 今回の

M&Aクラウドスペシャリスト陣が選ぶ起業家のためのファイナンス本5選

普段、「M&Aクラウド」の取材で掲載企業の方々にお話を伺う中でも、特に個性派が多いのが創業経営者の皆さんです。インタビュー中にも新たなビジネスアイディアがわいてきて、事前に用意された資料からどんどん脱線していく場面もしばしば(笑)。その熱量に圧倒されつつ、毎回刺激をいただいています。 今回は、そんな偉大な起業家を目指す皆さんを対象に、当社の起業経験者、および起業家のサポート経験が豊富なメンバーから、おすすめ本をご紹介します。テーマは「起業家に必要なファイナンスの基礎知識を学

【DX担当者座談会】進まないプロジェクトに弾みをつける3ステップ

昨今、流行り(?)のDX、皆さんの職場では進んでいますか…? サービス開発部門には精鋭エンジニアがそろう当社でも、他部門の業務現場にはまだまだアナログ感漂う業務フローもあり、全社のレベルアップに取り組んでいます。 昨年、全社員が参加して業務効率化ツールの作成に挑むイベント「MACハッカソン」が立ち上がったのに続き、今年3月には「全員DXプロジェクト」が発足。CTOをリーダーに、各部門から加わった有志が、自部門のDXリーダーとして、かつ互いに連携して全社規模のDXを進める実働