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2020年 東京都Ⅰ類B 判断推理(ゲーム?)解説
こんにちは。昨日で講義納め、西川マキです。
今年最後の講義は、zoom生配信でした😊
2020年7月26日実施の東京都職員採用試験(Ⅰ類B)から、判断推理のゲームの問題を解説します。
(Ⅰ類B_技術の№13、技術以外の№12)
クイズのような問題なので「ゲーム」という分類にしました。
💡問題
片側の端に火を付けると4分で燃えつきるロープが3本ある。これらのロープを使って時間を計るとき、計ることができない時間の長さとして妥当なのはどれか。
ただし、火をつけるのはロープの端に限り、ロープの両端や複数のロープの端に同時に火をつけることもできるが、途中で火を消したり、ロープを切ったり、折ったり、印をつけたりすることはできない。
1. 3分
2. 5分
3. 7分
4. 9分
5. 10分
💡ヒトコト
ちなみに…もし但し書きがなかったら。
例えば1本のロープをロープを半分に切って、もう1本を4等分に切れば、簡単にどれも計れますね😊
くだらない!と思ったかもしれませんが、これがヒントですよー。
💡解説
この問題のポイントは、ロープの両端に火をつけてもOK!複数のロープの端に同時に火をつけてもOK!ってコトです。
では、ロープの端をA~Fとして、火をつけてみましょう🔥
①Aだけに火をつけると燃えつきるまで4分計れますね。
②AとBに同時に火をつけると燃えつきるまで2分計れますね。
③ABCに同時に火をつけて、ABが燃えつきたところでDに火をつけると、1分(Dをつけてから)と3分(ABCをつけてから)計れますね。
これらを元に選択肢を確認してみましょう。
1. 3分 ③よりOK
2. 5分 ③で1分計ってからすぐにEに火をつければOK
3. 7分 ③で3分計ってからすぐにEに火をつければOK
4. 9分 4本ないとムリです。NG
5. 10分 ②で2分計ってから、すぐにCに火をつけ4分計り、さらにEに火をつけて4分→OK
よって、正解は「4」です。
上記の計り方は一例で、何通りもあります。お試しあれ~。