macktheknifetko2

サイキック洋品店マックザナイフのおじさん

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最近の記事

Superchorus smallclone

リサイクルショップとか中古楽器屋とかあとフリマとかで使いもしないのにペダルを買うのが好きで、ある日、ネオクローンという、カートコバーンサウンドで有名なエレハモのコーラスペダル、スモールクローンの廉価版(リトルビッグマフみたいな)を見つけて、手頃だったので買った。 帰って「まあこんなんオモチャやで」ってノブを回してレイトタイムをぐるぐるして、大した事ないわ、って思ってたところで、徐にデプススイッチを入れたら、カムアズユーアーの音が出てびっくりした。残念ながらRAT2は貸し出した

    • I won

      えっとね、前回は諸般の事情により議員辞職をしたダンホワイトさんが、後援者の押しによって現役復帰を嘆願するものの、再雇用資格不足という弁護士の意見によりイモを引いたマスコーニ市長が、再任を請け負うという約束を反故にして別の男を任命し、ホワイトは身重の妻をかかえたまま路頭に迷う、なんとも悲惨な状況まで追い込まれるというくだりまで行きました。 ダンホワイトは市庁舎の裏窓から忍び込むとマスコーニと口論の上、裏切り者として射殺、そして「偶然」出会ったミルクから、薄ら笑い(ダンホワイト

      • カリフォルニア天国

        だめだ、まるで手に負えねえ。 そもそも野菜にそれ以上の意味など無いのではないか?そう思わざる得ないほど、果物など比にならないくらいまったく手がかりが無い野菜問題は日々重くのしかかる。 日々の業務にも支障をきたすほどになった頃、思わぬところに糸口があった。 —————— 一度やはり原点に立ち返って、そもそもなぜこのホワイトナイト・ライオットが野菜なのかを改めて検証してみよう。 この事件の発端であるハーヴェイミルク暗殺事件には主要な登場人物が3人いる。まずは被害者であるサン

        • トゥインキーは私の最高の友達です

          JELLO BIAFRA率いるDEAD KENNEDYSの1stアルバム、FRESH FRUIT FOR ROTTING VEGETABLES。 俺がはじめて買ったのはVAP盤のCD「暗殺」で、このタイトルは当時の再発シリーズ、GBHの「襲撃」、EXPLOITEDの「狙撃者」とともに、一連の邦題つけ放題の一環かと思っていたのだけれども、そもそも最初の発売元はケンウッドの子会社トリオレコードとあり、テイチクのそれとはちょっと事情が違うようである。 そうしてよくよく調べて見ると、

          ご予約受け付けは5/7まで

          〈マックザナイフ観光協会案内冊子より抜粋〉 『イギリス中西部、ロンドンから250kmの距離にあるストーク・オン・トレント、ここは陶器に向いた土(CLAY)に恵まれ、日本でいうところの白磁の窯元、有田のような場所で、ウェッジウッド、ミルトン、ロイヤルアルバートなどの憧れのテーブルウェアのメーカーがひしめく、ポッタリーズと呼ばれる陶器の街です。 また、イギリスの製造業や炭鉱で発展した街でもありましたが70年代からの不景気で多くの失業者を抱えた、イギリスの捨てられた街のひとつでもあ

          ご予約受け付けは5/7まで

          ストーク・オン・トレント

          イギリス中西部、ロンドンから250kmの距離にあるストーク・オン・トレント、ここは陶器に向いた土(CLAY)に恵まれ、日本でいうところの窯元、白磁だから有田のような場所で、ウェッジウッド、ミルトン、ロイヤルアルバートなどの憧れのテーブルウェアのメーカーがひしめく、ポッタリーズと呼ばれる陶器の街です。 また、イギリスの製造業や炭鉱で発展した街でもありましたが70年代からの不景気で多くの失業者を抱えた、イギリスの捨てられた街のひとつでもありました。 で、だな。ここで生まれたイギリ

          ストーク・オン・トレント

          ライフイズベリーショート

          Aと初めて会ったのはもう17年前で俺が33で、Aが27の時で、それから8年半の間、我々はパンクのショップではななく、ショップのパンクとして歴史に爪痕を残すのだ、と、息巻いて、Tシャツを作りまくった。それまで息抜きの間に人生をやっていたボンクラ共が、実に真剣に、時にふざけ、というかほぼふざけを世の中に撒き散らして、爆発四散して、2014年8月31日、俺たちは解散した。 それから一回だけ再結成したのを最後に8年、悪いことにAも俺も人生を真面目にやり出してしまったため、それきり会

          ライフイズベリーショート

          カタログ商品一挙販売

          新生マックザナイフの過去カタログより、2021年からのフルラインナップを一挙販売します。 ノイズヒーロー、ストロベリーズ82、チャーリードントサーフ、ピーナッツバター、ホワイトラビットと、どこにも属さない孤高のアメカジパンクシリーズ他、ここでしか買えないオリジナル商品です。 発売方法は受注生産ですので、ご予約からお手元に届くまで少しお時間がかかります。 買い逃していた商品をこの機会に!お見逃しなく。 ※過去カタログ再発につき、特典バッジ、マグネットはつきません。 また、プリ

          カタログ商品一挙販売

          ホワイトラビットをホワイトラビットヘッドにカスタムしてみた

          皆さんホワイトラビットお買い上げありがとうございます。そろそろ手元に着いた頃ではありませんでしょうか? 今回俺も買いました。黒ボディに黒プリント。シックなブイシー(渋い)感じかと思いきやこれは素材です。ちょっと遊んでみようと思います。 本当は動画でお届けしようかと思ったけど、用意した撮影場所が解体したマンションだったので、これロケーション的にスナッフビデオかテロリストの犯行声明のヴィデオみたいになる恐れがあるので、残念ながら今回は静止画でお送りします。 さて、準備から。

          ホワイトラビットをホワイトラビットヘッドにカスタムしてみた

          White rabbit 2023

          1980年に発売されたBLACK ALBUMの前に発売されたシングルはアルバムからのシングルカットというわけではなく、white rabbit、rabbit(over you)、seagulsの動物3部作(て言われてはいないよ、勝手につけました)のA面で、ご存じjefferson airplainの1967年のヒット曲のカバーで、本家よりも長い。 ダムドはカバー曲をやる時にオリジナル完コピ派ではなくちょっと盛る。Helpは早口すぎてオリジナルの節回しと全然違っちゃってるし、i

          White rabbit 2023

          アリスの白うさぎ

          アリスの白うさぎ

          year of the white rabbit

          俺がパンクより前に好きだったのは映画で、特に戦争映画が世の中で流行ってたし好きだった。時代的にニューシネマが終わって、行かなかったぼんぼんの厭世気分から、アメリカ負けてばっかやないで、さっさと次の戦争行こうやという共和党資本の映画が始まる前の間に、ベトナム戦争総括ブームというのがあった。10年くらいかけて総括してなんかじわじわガッツ溢れるタフな米軍って映画にシフトしていった。ベトナム戦争の映画のサントラには大体当時のロックが使われてて、みんな地獄の黙示録のジ・エンドみたいな事

          year of the white rabbit

          ザッツピーナッツバター

          テント師匠スタイルやめようと思ったのにまたやってしまいましたが、ここでちゃんと説明しますね。1970年シンシナティのライブ、TVEYEから1970でピーナッツバターを撒いたり身体に塗ったりした、所謂ピーナッツバター事件をTVとピーナッツバターの方に焦点を当てたTシャツです。今回は有名なトップ画像の写真の、イギーではなくピーナッツバターと1970とTVに焦点を当てました。ピーナッツバターのラベルはアメリカで一番メジャーなJIFのパロディでIFAになってます。i feel alr

          ザッツピーナッツバター

          大体何やねん、バニーメンって

          以前新宿のエスカイヤクラブっていう老舗のバニーガールのラウンジに連れて行ってもらったことがあって、ああ、ここはあれだな、ブラックエンジェルスの殺されちゃう悪い人が行くところだな、って思わずバニーガールの胸に十字の傷が無いか凝視しちゃった。もちろん傷は無くてライターが挟んであってエロかった。タバコやめなきゃよかったって思いました。あと帰り道は今までで一番自転車に注意しましたね。 エコーアンドザバニーメン。ほらもうあのプレイボーイでお馴染みのバニーの格好したイアンマカロックが思い

          大体何やねん、バニーメンって

          喪失から始まったもの

          イギリスのポストパンクの代表といえばニューオーダー、マガジン、フォール、なんて挙げていけばキリがないけど。 面白いのは最初で唯一のパンク(そんな事はないと思うけど便宜上ね)セックスピストルズの空中分解で全てを(ジョニーロットンの名前すら)失ったジョンライドンが起こした次のアクションがポストパンクというジャンルの最初のバンドPILで、また、カリスマ的なフロントマンを失った中から再起したニューオーダーがその後大ヒットしたり、ポストパンクは喪失から始まったもの、あるいは、何かの喪失

          喪失から始まったもの

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          アズティックカメラ

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