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都内の外れの小さなBARが営業自粛したらどうなるか

東京都から新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態措置としてバーも営業自粛指定を受けました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のための
東京都における緊急事態措置
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/661/2020041000.pdf

都の要請に従って休業します。
でもこれは近い将来には閉店に追い込まれる序章であることは経営者である私が一番よくわかっています。

3月は自主的に休業とするお店はありましたが当店は通常営業をしていました。
東京都江戸川区の京成小岩駅の駅前、地元色が根強い地域で「Bar Upstairs」があります。
3月から4年目となるカウンター9席の小さな店です。

休業すると、
・家賃はそのままかかります
・社員給与は発生します
 →正社員には満額、ただし売上歩合給はつかない
 ※アルバイトにはシフト削減にら協力してもらいました
・社会保険料は払います
・ネット、電話等の通信量はかかります
・急な要請だったのでフードロスが発生しました

これだけの支出に都からの協力金名目はたった50万円です。(それもいつどうすればもらえるのかまだわからない)
必要経費の1ヶ月分にも満たないので来月はどうしよう、ということが今の1番の悩みです。
すぐそこはもう千葉県という東京都23区でもっとも東にある江戸川区でこの状況ですから、渋谷や六本木、銀座、新宿、これらに限らず都心の店は家賃も高いだろうから50万の協力金では1ヶ月も持たない金額でしょう。

そういう現実がありながらも、今このときは人類を守るための個々の責任が問われていると思います。

「助成します。」

国の、都の、行政の、この言葉を信じて
当店は近隣にお住まいの皆様と従業員の命を守るため、営業を自粛いたします。

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