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社会人の私が仏検5・4級に合格するまで

 2024年6月16日に実施された仏検で5・4級を受験し、合格しました。普段、会社員として働いている私がどうやって検定に向けて準備をしていたのか、紹介します。


〇前提

 元々、大学1・2年生の時(2019-2020年)に、第2外国語として、フランス語を選択していました。ただ、当時はそこまでフランス語に興味を持っていたわけではないため、フランス語の授業もテストも単位を取れれば良い、というスタンスでした。そのため、ほとんどの文法・単語の知識は頭から消えていたのが現実です。

〇きっかけ

 2023年10月にベルギー、2024年1月(年末年始)にフランスへ旅行で行ったとき、フランス語がほとんど話せず、会う人と英語で話すたびに、がっかりした顔をされるのが悔しかったので、今度行ったときは、話せるように頑張ろうと思い、勉強しようと思いました、

Brugge (Belgium)の写真

〇勉強のスケジュール

2024年4月中旬に勉強を始めました。その後のスケジュールは以下の通りです。

2024年4月中旬-5月下旬 仏検5級のテキスト2冊を交互に解いていく。
2024年5月下旬-6月中旬 仏検4級のテキスト1冊を全て解く。

〇使用した教材

・仏検5級スピード合格 冨田正二 ¥2,000
・完全予想仏検5級 [改訂版] 冨田正二 ¥2,500
・完全予想仏検4級 新傾向問題完全対応 田中成和 ¥2,600
・仏検5・4級準拠[頻度順] フランス語単語集 駿河台出版 ¥1,600

 テキストは、演習できる量が多いテキストを選ぶようにしていました。

〇勉強の進め方

 最初の2週間くらいは1ページずつ、そのうち毎日各単元を1つずつ解いていきました。5級については、テキストを2つ買っていたので、交互に使うことで、定着させようと考えていました。ただ、5級に時間を費やし過ぎて、4級の勉強を始めたのが6月入ってからだったので、結構最後の方は1日に2単元進めるなどかなり焦る形となってしまいました。
 単語については、書いて覚えるといったことはせず、通勤中にパラパラとみて、「あ、これわかるな」、「これなんだったっけ」という感じで、覚えるというよりは、チェックするという感じにしていました。仏検5・4級は書き取り問題は全くないので、スペルまで覚える必要はないからです。

〇模擬試験に挑戦

 参考までに、テキストに付属している模擬試験の結果をまとめました。
☆仏検5級
読解    1回目 27/30問 2回目 24/30問 3回目 25/40問
リスニング 1回目 18/20問 2回目 17/20問 3回目 19/20問
合計    1回目 45/50問 2回目 41/50問 3回目 44/50問 (合格基準6割)

☆仏検4級
読解    1回目 52/66点 2回目 46/66点
リスニング 1回目 20/34点 2回目 30/34点
合計    1回目 72/100点  2回目 76/100点 (合格基準点60点)

〇結果


仏検5級:94/100点 合格
仏検4級:77/100点 合格

〇まとめ

 結局5級はこれだけ余裕を持って合格できるなら受けなくても良かったような気はしています。もし過去にフランス語に少しでも触れたことがある方が仏検を受ける場合には、4級から始めても良い気がします。これから仏検に挑戦する方、特に社会人の方の参考になれば幸いです。

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