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南コースの見どころ④|新たな場所の出現
これまでの見どころは、継承されてきた場所や、失われた場所ばかりを取り上げてきました。
が、まちなかの魅力はそれだけではありません。
地場産業や商業の衰退とともに、中身の抜けていった建物(=抜け殻)を上手に活用し、新しく人々の暮らしを支えるような場所が少しずつ生まれつつあります。
カフェ、工房、パン屋、ゲストハウス、お惣菜屋、、、、
表紙の写真は2021年の秋に一部開店予定の複合施設「サカサカ」です。
今回のまちあるき(南コース)の集合場所でもあります。
今回の南コースでは、2021年に工房を一般開放するガラス工房「La libellule」も見学予定です。
元々は鋳物製造する高田製作所の創業地を継承し、高田範子さんがガラス工房を構えています。
業種は違えど、ものをつくるというマインドを土地を介して継承している場所と言えます。
また、当日見学は難しいかもしれませんが、駅前にはゲストハウス「ROOTS」が開業しました。
高岡出身の若者が、とやまという地の魅力を人々に伝えたい、という強い想いからUターンをして開業を果たしました。
こうした場所たちは、急激に生まれているのではなく、人々の暮らしに合わせてじわじわと誕生しています。
暮らしている私たちにとっては、まちの変化にはなかなか気づきませんが、今回のようなまちあるきをしてみると、小さな変化のインパクトが改めて感じられます。
歩いて、見つけて、対話をする。
「まち」に暮らす醍醐味はこういったところにあるのかもしれません。
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