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11月6日の朝ごはん
『ベッドのおとぎばなし』森瑤子
紅茶フレーバーの豆乳と一緒に‥
「トレンディ」の薫りしかしない短編集。
前何かで書いたけれど、「ネンネ」っていう言葉は昨今は本の中でしか見かけない。
特に象徴的だったのが第8夜
「湯沸かし場での朝の会話」とか「ベッドインしようって段」とか「およろしかったら」とか‥わかるけど異物感、セリフの言い回しまで聞こえてくるような。
特に気になったのは「ミズ」という言い方。ちょっと前まで(今でも)「お局さん」と呼ばれる人たちなんだろうけど、ここからまた呼び名は変わっていくんだろうか‥
ちなみにタイトルにもあるように、当時にありがちだったであろう恋愛スタイルを主に夜方向にふって描いた短編集。
「酷薄な笑み」とかちょっと復活させたい言葉。
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