この秋なんと、+5mm高さを増したPCスタンド。かなり地味に奮闘した開発秘話編です。 中身の角柱直径を20mm→25mmにしようと決めたものの、中身のゴムスポンジという弾力があり且つ適度に柔らかい素材はとにかく裁断が難しく、この5mmの厚みUPにより、垂直に裁断することが困難で頭を抱えることに。 そんな時にマチヅキの拠点のある荒川区の町工場特集冊子が目に止まりました。様々な手工業のあるなか、精密機械部品のパッキンに使われる精密ゴム加工の「高橋ゴム」さんを見つけました。飛び
この秋なんと、+5mm高さを増したPCスタンドw。かなり地味に奮闘した開発秘話編です。 リモートワークが広がった2020年にノートPCを消しゴムに立てかけて斜めになると、タイピングがしやすく画面も見やすくなってPCが使いやすくなった事から革でPCスタンドを作ることを始め、ひたすらキャラメルのように土台のスポンジを革で包んで手縫いしてきました。 消え入りそうな存在感だけど、とても気に入っています そんなコメントを頂く。さりげないアイテムです。2021年以降リモートワークが
コロナへの対策が始まって、およそ1年が過ぎました。 リモートワークが広がる中、実際に人と会う事ができる機会はとても大切に感じます。初対面のひとときを、自分自身も大切に想える革で寄り添う事ができればと思い、シンプルな「名刺入れ」を作りました。 ■発想の原点は、「人の身近に寄り添う」ということ。 様々な素材がある中で、革が仕事のひとときに在る特別感は、 忙しいなかで「ふっ」と大切な気持ちに気づかせてくれます。 動物だったころから、手元で使えるようになるまでの時間。 工業製品
「心地よさ」をテーマにものづくりをするMachizuki/マチヅキ。 その始まりは、ノンクロム製法の白く優しい手触りの革との出会いでした。 どんな素材なのか、ノンクロムとは何なのか、製造元である兵庫県の革工房を訪ね、革職人さんにお話しを伺いました。 ▼ これ、なんだろう?? 新鮮すぎて違和感を感じたノンクロム革との出会い 鞄のデザイン画から型紙を起こし、最初の鞄試作をする仕事をしていた私は、デザイナーさんが選んだ様々な革と対面してきました。 2018年、立ち寄った素材
私達は、「マチヅキ」という名前で革製品を作っています。 約20年。革に携わり、職人として歩んできた今、改めて「革」でものづくりをする事の意味や、日本でものづくりをしていく中で感じる様々な事。 製品を作りながらnoteに綴ることにしました。 Machizukiとは に書いたこと。=== Machizuki/マチヅキは鞄職人とものづくりに携わるメンバーから生まれた東京生まれのブランドです。革である事の良さを一つ一つの製品に落とし込み「心地よさを感じる」ものづくりを目指しています