自閉症スペクトラム障害について一般に言われる特徴として、こだわりが強く人に対する関心がないといったことが挙げられます。 しかし、多数の自閉症児と関わった方ならおわかりだと思いますが、その症状のあらわれ方や困り感は同じ診断名であっても千差万別です。 娘のマユについて、「自閉症にはとても見えない」と言われることが多々あります。 幼児期は言葉の遅れや情緒的未発達、パニック的癇癪や聴覚過敏があり、東田直樹さんの著書じゃないけれど「あるがままに自閉症です」といった様子でした
あたりまえのことだが、小さな子どもは限られた拙い言葉で伝えようとするので、大人に伝えられたそれらの言葉は正確に受け止められているとは限らない。 娘のマユは現在14歳になりますが、最近になって小さい頃の記憶を語ることがあり、それを聞いてみると、過去に大人の側が思い違いをしていたことがいくつかあることがわかりました。 14歳という年齢は、一般に中二病と呼ばれて複雑な思考に陥りやすい時期で、自分を客観的に見つめられるようになったという解釈もできるのかもしれません。 しか