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「大先生のお話」

ネットサーフィンしてたら
大先生の お写真が 出てきた
先生 ついこの前 大きな 超ビッグな
わが国最上位の 芸術家が集う団体
その会員になられる(3月1日付)と報じられた

オントシ…なんと90歳 今年9月
終身で250万円の年金もらえる―
あの会員になられる
それ いくらもらえるんだろう 最終的に
大先生には はした金 つげ義春には結構大きなおカネのような…いやそうでもないか

大先生の小説 何作かは読んでる
以前2度ほど 直接お話をうかがってる
さすがに 小説も読まずに会うよな無礼者じゃない 私は
でも
あの代表作たる あの大河小説
あれは未読です
なんかぁ そのぉ はっきり言うてぇ
大先生の小説って
俗っぽいじゃないですかぁ

大先生の 小説の数々が
「僕の青春時代のバイブルですっ」
みたいなこという バカな団塊世代が
今につながる我が国の「停滞」をつくったんだろ
違うか?

まあ 過去に 大先生に直接会う前 20-30歳代にそう考えてた 私は

10数年前に 直接お話伺って
小説でなく エッセーだったと思う
新刊インタビューってことで
取材後
頼みもしないのに
著書に「マチヤトウコウさんへ(もちろんそうは書かない 本名を)」と筆ペン走らせ
お付きに
ハンコ持ってきて―
と命じ
ペタンと押してくれたっけ
その本…
探せばあるかしら…

大先生の小説をさかのぼって読む気はしないけど
エッセーは面白い 読みやすい
同じこと あちこちに何度も書いてらっしゃるけど

お人柄も さすがは超大物
私の故郷とも深くつながる方なので
会ったときは話も弾んだし
ひとつ記憶に残る いいことをおっしゃった

――なんかこう 記事を書く仕事をしてても 私なんか手垢にまみれた表現しかできなくて

私は 畏れ多くも 意見を申し上げた
すると
大先生
「いや マチヤさん(もちろん本名で語ってたけど) 蓮如はねえ 手垢のついたもの 手垢のついた言葉に価値がある と言うてるよ」

ははー

思った
平易 平明な言葉にこそ価値がある
長くながく 言い伝え 語り継がれ
使われるものに 価値がある 大切だ
そのことに気付かされた…
だから
今も 大先生には親しみを感じる

この講演会 
会員で3300円 一般4400円(各税込)
オンラインだと割高感ありだけど

ナマの先生に会えるなら 価値あるかも

ナマの大先生の話を
この先聞けるかな
これが最後

思うなら
3300円(私は会員なので)は高くない
ポチっ

しといた

本番まで1カ月
大先生 元気でいてね

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