「道をつくる」
松明を手にした人びとが
山の中の道なき道を
道をつくるため
乏しい明かりを頼りに 進んでいく
松明 細い木切れの先に火を灯したそれは
頼りなげで 今にも消えそうだ
人びとは工夫をしながら
その明かりを 火をつないでいる
ひとつの道を 今つくろうとしている
ぼくは
それを遠くから眺めて
いつかきっと
できるであろう ひとつの 一筋の道が
暗闇の中に表れるのを
待っている
何の手伝いも 手出しもせずに
待っている まっている
松明を手にした人びとが
山の中の道なき道を
道をつくるため
乏しい明かりを頼りに 進んでいく
松明 細い木切れの先に火を灯したそれは
頼りなげで 今にも消えそうだ
人びとは工夫をしながら
その明かりを 火をつないでいる
ひとつの道を 今つくろうとしている
ぼくは
それを遠くから眺めて
いつかきっと
できるであろう ひとつの 一筋の道が
暗闇の中に表れるのを
待っている
何の手伝いも 手出しもせずに
待っている まっている