■磨きがかからない
現代散文自由詩人の独り言(64)
◇見透かされた感じ
先週末、現代詩講座に行き提出した作品。その翌日にアップして、10人のみなさんからスキをいただく。それを基準にすると、僕の詩としては平均よりやや良かったのか、という感じ。
先生の批評は――。
・物語としては素直に面白いかな
・一人称のオイラはビートたけしみたいで、いただけない
・きれいな熟女とか、俗っぽすぎる。そういうのは詩が汚れてくる
・世の中を軽く見ているみたいで、正面から相対していない
・最近、傾向を変えてきているみたいだけど、フィクションはそう簡単ではないよ
――などなど、長めの批評をいただく。
いろいろ見透かされたような感じで、舌をペロリである。さすがに長年膨大な詩を見てきたお方だけある。
現代詩手帖に掲載される詩に代表される「現代詩」ではないものを書く――みたいなことを、これまで何度も書いてきたが、いろいろ迷っていて、試してはいるというのが現状である。
本日12日の投稿作も、書き方については、下手くそだと思うが、ちょっとした工夫、模索。
現在、現代詩手帖誌の投稿詩選者の詩集を読んでいるが、そこらへんを意識した詩作に「挑戦」している。しかし、詩文そのものになかなか磨きがかからない。結論としてうまくいっていない、うまくいかない。
自分が共感しない書き方で何をつづるというのか? とも思うが、せいぜい1年8カ月の詩作歴しかないので、自分自身やり方を探っていくしかないかな、とも…。
さて、過去に現代詩講座に書いてきたものに事実誤認その他があったため、記事を削除する。