「闇を飛ぶ」
雲海 それを照らす満月
雲が切れ 下には星屑を散らした街並み
夜間飛行
雲のない闇を ぼくは飛ぶ
エンジンの音 耳は外と内の気圧差に抗う
つばを飲む エンジンの音が高まる
雲のない闇の下
星屑が少なくなり 闇が深まる
闇の日本列島
眼下に ちらほらと星屑の街
上には上に
満月が邪魔して 星明かりも見えぬ
夜間飛行 いつまで―
いつまでも 闇を飛んでいたい
雲海 それを照らす満月
雲が切れ 下には星屑を散らした街並み
夜間飛行
雲のない闇を ぼくは飛ぶ
エンジンの音 耳は外と内の気圧差に抗う
つばを飲む エンジンの音が高まる
雲のない闇の下
星屑が少なくなり 闇が深まる
闇の日本列島
眼下に ちらほらと星屑の街
上には上に
満月が邪魔して 星明かりも見えぬ
夜間飛行 いつまで―
いつまでも 闇を飛んでいたい