王子公園まちの図書館プロジェクトとは?
“暮らしの中で好奇心がくすぐられる本と出会えるきっかけがあったら…”
王子公園まちの図書館プロジェクト(通称、王子公園まちとしょ)はそんな思いから生まれたプロジェクトです。
今回は王子公園まちの図書館プロジェクトが生まれた背景を紹介します。
こんにちは!
王子公園まちとしょ発起人の岩田かなみです。
私は、フリーランスのコミュニティマネージャーとして、Incubation Studio SoWeluの運営や株式会社玉子公園という王子公園のまちづくり会社を通じて水道筋商店街のつまみ食いツアーの運営など、まちに関わる活動をしてきました。
神戸市内から王子公園に引越して2年、水道筋商店街に美術館や動物園、日常のお買い物やカフェ巡りなどもできる、私はこのまちの手作り感のある暮らしが大好きです。
また、ちょっと最初の1歩は入りづらいこともあるけど、店主さんのこだわりが詰まった飲食店で自分好みの味に出会えたり、一人でゆっくりできる場所を見つけたり、店主さんや常連さんとお話しをしたり、個性豊かなまちのお店を開拓してみると、まちに自分の居場所が少しずつできてくるような感覚もあります。
でも1つだけ王子公園にきてから物足りなさを感じることがありました。
それは、このまちには図書館や本屋さんなど新しい情報にアクセスできる場所がないことです。お洒落な古本屋や絵本屋さんはあるけど、本を通じて知的好奇心をくすぐられるような機会がなくなったなぁと感じて、Amazonで本を買うことが多くなりました。
正直なところ、”本好き”と聞くと1ヶ月に〇冊や1年に〇〇冊、などたくさん本を読んでいたり、賞や有名な作家さんの本を知ってるようなイメージがあって、「本好きです」と明言するのはハードルを感じててしまいます。
そんな私の本の楽しみ方は、ふらっと立ち寄った独立系の本屋さんでタイトルに惹かれて本を買ってみたり、読書会や本に関するイベントで誰かがオススメしてくれた本を手に取ってみたり、大型の本屋だけじゃない、本との偶然の出会いにワクワクすることです。
わざわざ三ノ宮に行かなくても、暮らしているまちの中で、本との出会いがあったら…。わざわざ空間を作らなくても王子公園のまちのらしさを活かしてカタチにできたら…。
そして、そんな風に本を楽しんでいる友達ができたらもっと暮らしは楽しくなるだろうな”
と考え、企画をしたのが王子公園まちとしょです。
そんなことを願って、王子公園のお店にまちとしょの本棚を置く、まちとしょのプロジェクトが始まりました。
王子公園まちとしょが生まれるまで、色んな商店主さんやまちの暮らし手さん、デザイナーや学生さんなど、お話しを聞いてもらい、ご協力をいただきました。
みなさんのご協力の元、こうしてプロジェクトがスタートしたこと、大変うれしく思っています。
ご協力いただいたみなさんのこともこのnoteでは紹介していきたいです。
まだスタートしたばかりで、王子公園まちとしょはこれから色んな楽しみ方や使い方ができる余白だらけです。
きっかけとしては、私の想いから始まっていますが、この活動を自分で完成させて作っていきたいという考えはなく、王子公園というまちをフィールドにして、新しい本の楽しみ方をつくっていく王子公園まちとしょであってほしい、そのカタチは無限の可能性があると思っています。
王子公園に住んでいたり、通っている、地域に関りがある方で、本が好き、本との色んな出会い方を模索していきたい方にとって、王子公園まちとしょが本の楽しみ方を広げる機会になったり、ゆるやかなつながりや”こんなのあったらいいな”を実現するプロジェクトになっていくといいなと思っています。
まずは、キックオフイベントとしてこの活動を知ってもらい、おしゃべりをする場として「王子公園まちとしょFika」を開催することにしました!
”まちとしょってどんなプロジェクト?使い方は?”
”どんなお店がある?各オススメの過ごし方は?”
”こんなイベントがあったら嬉しいな…!”
という方は、ぜひお越しください^^
また、「3/5(火)には参加できないけど、興味がある、話しを聞いてみたい」という方は個別にご連絡をいただけたらお話しする機会を作ります。
まだ、私自身がこの活動について完成された言葉で説明ができないこともあるかもしれません。だからこそおしゃべりをしながら共に見つけていけるような関係性や場を作っていきたいと思うので、ぜひ、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせをいただけると幸いです。
王子公園まちとしょはみなさまとの出会いを楽しみにしています!!
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