「隠れ家ギャラリーえん」を閉めて、新しいお店でやりたいこと その4
これで最後。先日の続きです。
「お店の中の小さな商店街」構想
今度のお店は小さなお店ですが、さらに小さなお店を散りばめたいと思います。先日話したように、僕は「商店街をもう一度この街に!」という思いで街つくり活動をしてきました。でも、今の社会状況の中でいきなり自分のお店を持つってとっても高い壁で、なんとかお店ができても、それを続けていくことがとても大変なのは身を以て感じています。
だけどみなさん「自分のお店を持ちたい!」だったり「自分の得意なことで仕事する!」とかしたくないですか?
仕事でなくても「自分の得意なことを表現をしたい!」とか「色々な思いをみんなに知ってほしい!」とか・・・きっとたくさんの人が少しぐらいはそんな想いを持っていると思います。だったら次のお店の中に小さなお店を散りばめれば、みなさんの思いも叶って、まずは小さいけど商店街もできる。僕らもだけど、みんなの思いも叶うお店ができる!お店の人も来てくれるお客さんもみんなが好い場所なんて、そんな素敵な場はないなって思ったんです。だから「お店の中の小さな商店街」を作りたいんです。
じゃぁ具体的にはというと・・・40㎝四方ぐらいの木の箱があります。これが小さな商店街の1個分の敷地。この中を自由に使って頂いて色々なことをしてほしいと思います。そしてこの箱が何個も積み重なって小くも大きな商店街になる。ということです。
ここからはみなさんの想像を膨らませていただきたいのですが、小さなお店の中のさらに小さな場所です。色々と悩みそうですが、、、例えば家を持ちたいと考えたとき、頭の中ではなんでもできそうな大きな素敵な家を想像することが多いでしょう。でも予算だったり土地の広さだったり色々な制約があって思いを削って家を建てることになる。ちろんそれもいいのだけど、ちょっとだけさみしい気もします。
テストの点だって、100点満点から間違えるたびに減っていくと考えるよりも、0点から最高100点まで増えていくと考えた方が楽しいでしょ?だから、最初から小さな場所と考えれば、そこからのアイデアは100点どころか無限に増えていくと思います。子ども達が描く絵が時々キャンパスをはみ出てしまうように、小さな箱からはみ出るアイデアはいっぱいあると思います。
これは、小さな商店街だけではなく、新しいお店にも言えることだから、僕らもいっぱいアイデア出しますね!
そして、この「小さな商店街」と「コーヒー」を繋げるとっても面白い仕組みもあります!
「コーヒーは最強のコミュニケーションツール」と言っている僕ら、コーヒーを生業にしているからこそできるこの仕組み。
「世界中の人みんなが、せめて一日一杯はゆっくりコーヒーを飲む穏やかな時間を過ごしてほしいな」ってずっと思っていて、これを叶えるための仕組み。なので、この商店街の店主さんは1日一杯のコーヒーが必ず飲めます。そしてこの思いは店主さんだけではなくお客さんにも叶えたい。詳細は長くなるのでまた後日。楽しみにしていてください!
コーヒーとおやつと惣菜、それだけでも3つの商店。そしてそこに小さなお店が立ち並ぶ。街を歩くと色々なお店に出会えるようなそんな感じを、小さなお店の中にたくさん詰め込みたいと思っています!
色々と興味を持っていただけたらとても嬉しいし、質問などなど気になることあればんでも聞いてくださいね!
「隠れ家ギャラリーえんを閉めて、新しいお店でやりたいこと」
このお話しは4つに分けて書きました。
その1 https://note.com/machitocoffee/n/n43bec48d48b1
その2 https://note.com/machitocoffee/n/n4e598da9daca
その3 https://note.com/machitocoffee/n/n6880845861fb
そして最後に。
「この当たり前のものが街を作っている」って最初の話しで言っていたこと。
コーヒーが街を作っているってことではなくて、おやつやご飯もそうだってこと。
僕らが暮らす街の中では当たり前になっているもの。色々なものが街を作っている。
もっともっと当たり前の…人と人が繋がること。人が人を繋げ、繋がった人たちが街を作っている。
街は勝手にできていくものではないんだよ。
だからね、これからこのお店でやりたいことは『僕らの街は僕らで作る』ということ。なんだ。