見出し画像

なんちゃって炊飯器サムゲタンで療養レシピ

春は体調が悪い。
春に限らず、寒暖差、気圧、天気などで年間の4割ぐらいはだいたい体調が悪い。

フラフラの中でとりあえず仕事をやっつけ、帰りの電車で今日の晩御飯について考えを巡らせる。本格的に調理をするやる気はない。本当にやる気0ならカップ麺やコンビニ弁当などすぐにありつけるご飯もある。しかし、食べること自体もエネルギーがいる行為なので、身体にやさしいいたわりご飯が食べたい。

冷凍庫整理のために、とりあえずで手羽元は解凍してある。手羽元というとついポン酢でサッパリ煮を作ってしまいがちだが、ちょうど新しいレパートリーも探していたところだったので、なんちゃってサムゲタンを作ってみることにしました。

≪2~3人前のレシピ≫
手羽元・・・6本
炊いたご飯・300g
長ネギ・・・1本
水・・・・・200ml(おおよそ)
料理酒・・・大さじ1
塩・・・・・小さじ1
鶏ガラの素・小さじ1
生姜・・・・チューブ10㎝程度
黒胡椒・・・適量
(お好みで溶き卵×人数分)

本来のサムゲタンは、丸鶏のお腹にもち米を詰めて鶏ごと炊いていくという準備も作業も大変なレシピですが、今回はなんちゃってなので極限まで削ぎ落として紹介します。

1.炊飯器に材料を入れる

炊飯器に手羽元、水、料理酒、塩、鶏ガラ、生姜チューブを入れていく。
ネギは白い部分をキッチンバサミで1~2cm単位の輪切りにし、青い部分は鶏肉の臭み消し用としてそのまま炊飯器に入れる。
鶏ガラスープの素は旨味の増強として念のためで入れましたが、鶏肉からも美味しいおだしが十分に出ると思うので無くてもいいかもしれません。

水はおおよそ全体が浸かる程度あればOK

2.炊飯する

通常モードで炊飯しましたが、きちんと加熱できればOKなので高速モードでもおそらく大丈夫。待ち時間は休みましょう。

炊飯後はクタクタになります

3.おかゆを作る

炊きあがったら、ネギの青い部分を取り除く。炊飯器内のスープを小鍋に移し、小鍋に炊いたご飯を入れて軽く煮ます。水気が足りなければ差し水で調整します。
お米にスープに吸わせるのが目的なので、鍋が手間な場合は耐熱皿に入れて軽くチンでも良いかも。サムゲタンからは少し離れますが、今回は卵とじにアレンジしました。

高温にしてから卵を落として、あとはなるべく触らないのがふわふわ卵のコツ

私はお米をまとめて炊いて1食ずつ冷凍ストックしているので突然炊飯後のご飯が登場しているんですが、毎回ご飯で炊くタイプの人は鶏スープで炊飯器が使われているのでどうやって炊くのか考えなければいけないですね。
(おかゆ用の水量に調整すれば、生米と手羽元もまとめて炊飯できるかも?)

4.盛り付け

おかゆをお皿に盛り付け、炊飯器から手羽元やネギを乗せて完成。
最後に黒胡椒を振るとアクセントになっていい感じです。今回は療養モードだったので入れませんでしたが、最後にラー油を垂らしても絶対美味しい・・・!

食べるラー油も絶対に合う


ホロホロのお肉、骨の髄から染み出たスープ、優しい卵と塩の味が疲れた身体にじわ~っと染みて、よい療養となった晩ご飯でした。
限界体力でも簡単にできるので、ぜひ作ってみてね~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?