発達障害?実は愛着障害だったりするかも🤔
相談支援専門員と個人事業主の二刀流マチパーです🦁
最近は「発達障害」という言葉が一般的にもよく耳にするようになりました。
相談支援専門員の仕事柄、よく発達障害のお子さんや、社会に出てから「なんとなく人と違う」と診断に行き判明するケースに出会ったり
仕事上のトラブルや人間関係などでつまずくことが多く悩んで相談、受診に繋がるというケースもあります。
日本には約8人に1人が何らかの発達障害がある、と言われるくらい身近な話題となっています。
ただ、最近は「発達障害」と思って治療をしても、なかなか症状が改善しないという声もあり
それらの中に、実は「愛着障害」と言われるものが見え隠れしているのではないか…と言われるようになりました。
通常、幼少時に無条件に親から愛された子どもは、自己肯定感も高く社会的地位や年収とは関係なく、幸福度の高い人生を歩んでいきますが
勉強が出来ないとダメ、親の要求に答えないとダメなどと言った「条件付き愛情」しかもらえなかった子どもは
自分の存在そのものに価値を見いだせず、自己肯定感の低い大人になってしまう可能性があります。
大人になってもなかなか他者と健全な人間関係が築けない…。そのような症状があると一見、発達障害ではないか?と思われがちなのですが
実は「愛着障害」が背景にあり、治療をしてもなかなか改善しないということがあります。
ウチの法人は精神や発達障害を主で支援しているため、相談の種類も特性に合わせどうしても偏りがちになりますが
愛着障害の方の中には試し行動があったり、毎日確認するかのように電話があったりします😅
決して邪険にすることはなく、寄り添いすぎることもなく、「付かず離れずの関係」を保つようにしていますが
それでも試行錯誤の対応が毎日続いています💦
幼少時の大事な自己形成時に、安定した人間関係が築けなかったことは確かに大変な苦労があったことと思いますが
愛着障害の方々にとって、せめて少しでも安心した環境で日々過ごせるよう、支援者として想っています😊
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