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これから人と一緒に仕事をするとき

一人で居たとき


それなりに昔。過去に1人で何かを行う時、自分は狙いを定めていた。この人がこうで、あの人はああで。こういう考えをするだろう。こういうことを言うだろう。これなら満足するだろう。自分のエゴだけのために人を利用したいとは思わない。でも、利用していた。利用させて貰っていた。甘えさせて貰っていた。常に後味は悪かった。友達として、仲間として居た人達は時間と共に離れていった。

ソーシャルフットボールの世界の片隅に参加して

少し前の過去。ストレスを感じる時もあった。でも、自分はタフで少しくらいは受け流せた。こだわりがあるようで無かった。自分の何十パーセントを人に合わせることで自分のやりたいと思うことを死守していた。本当にやりたい事は自分の中だけにあると思って居た。見えない高い壁があった。やはり上手く行かなかった。フラストレーションが溜まっていた。

チームを立ち上げ

過去の自分の考えを再利用するしか無かった。他に自分の出来る事は無かった。その代わりに全力で。自分だけの為ではないやり方で。上手く行かなかった。離れる人が何人か居た。離れて行かないが心が離れている人に気がつけなかった。

チームを立ち上げてから一年経って

チーム内で自分とは違うやり方をする人が出てきた。その違うやり方が自分には正解かどうか分からない。でも、一生懸命で心が近いと思った。強い可能性を感じた。その人と一緒にやるしか無かった。それが正解だと確信があった。それは変わらない。

チームを超えた所で

神奈川県の中にある狭い世界が今の自分には見えている。少しでも視界を広く持ちたい。視界を広く持てば、自分の居場所が広がる。広く楽しい世界があり、より多くの仲間が居る。

行くが

何処まで行けるか分からないが、自分は。自分の目指すところはもう

よだかの星では無いのだ。

よだかは、実にみにくい鳥です。

 顔は、ところどころ、味噌みそをつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。

 足は、まるでよぼよぼで、一間いっけんとも歩けません。

 ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合ぐあいでした。

宮沢賢治  よだかの星

人より遅れて参加する世界

自分と同じ未完成の仲間と共に、次の世界に参加する。自分の努力、才能、実力に自信があるように見える人達の世界。自分の実力を試すのでは無く、自分自身が、どう変化するのかを試す。自分がよだかに共感したのは、見た目や、受ける偏見、自分の自信の無さ、孤独感ではなく、自分の力への確信だ。

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