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農産物品評会について

YouTubeの方に11本目となる動画をアップしました。
「まちなか農園」さんとお呼びする農家さんを取材させていただいて、もう半年以上経つんですね。

ちょっとだけご主人と仲良くなってきた感じがするのですがいかがでしょう。可愛く変形した柿を撮ることを勧めてくださいました。
最初は本当に何がしたいのか分からない変な人だと思われていたと思うのですが、今は何がしたいのかは分かってきて、ただの変な人になったのかもしれません。

つののある可愛い柿です

この動画では大和市の産業フェア(市民がたくさん集まるお祭りです)で行われた農産物品評会についても触れています。
まちなか農園さんからは柿、みかん、レモン、里芋などが出品され、優等から3等までに9つが入賞しました。
すごっ!と思いましたが、翌日畑に伺うと「今年はイマイチだった」とのことでしたね。

品評会というのは、どうやら味は関係ないんだそうです。
考えてみれば「そりゃそうか」と思うのですが、全てを食べて確認するのは難しいわけです。
果物はまだ可能かもしれませんが、ネギとかね。焼くの?煮るの?ってなりますよね。
というわけで、作物によって色々と評価項目がありますが「色と形の立派なもの」を選んでいるわけですね。

品評会の後の販売会。人気ですぐすっからかんになりました

大和市のHPによると『優良野菜の栽培方法を研究するとともに地域農産物の育成を図り、広く消費者に紹介』するために行われているようです。
品評会も兼ねた生産者交流会なのかも。
そして、お祭りでの開催なので、確かに近隣で(大和市は市街地に農家さんが点在します)こんなに立派な作物が作られているんだということは、市民の方に伝わりそうですね。
でもたとえ見た目が立派じゃなくとも美味しいものがたくさんあるということも伝わるといいなと思います。
品評会の翌日にご主人がおっしゃっていたのは、「優等をとった宮川早生(みかん)より入賞もしなかったゆら早生の方が味は良い」ということです。
見た目の良さが味の良さにつながる要素も多いと思うのですが、やっぱり食べなきゃ分からないことが多いですよね。
先ほどの変形してしまった柿のように、おもしろ作物を食べようのコーナーとかやったら良いかもしれません。

品評会で出品されたお野菜を家で食べましたよ。お野菜福袋、楽しいですね。

ちなみに、まちなか農園さんではキズもの野菜も普通に売っています。
味に問題がない場合は金額もそのままなんじゃないかな。
にんじん、めちゃくちゃ美味しかったです。

2本100円。最高の秋の味でした

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まちなか農園 バックヤード|伊東菜々子|
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