「#4 初夏の音」都市農家と飲食店について
制作した動画も4本目になりました。
努力の成果がクリエイティブに表れていると良いのですが、いかがでしょう。
今回は新しい試みとして飲食店の紹介シークエンスがありますね。
シンプルではありますが文字にアニメーションなどつけて、動画的に目を引くよう心がけてみました。
こちらの飲食店「TRATTORIA Piu(トラットリア・ピュー)」さんは、神奈川県大和市にあるイタリア料理店です。小田急線鶴間駅から3分のところにあります。
「まちなか農園」(仮)さんから仕入れたイチジクやレモンをお店で調理して提供していると、奥様Kさんとお話する中で知りました。
私もお店の前を通過するたびに「おしゃれだなぁ」と内心気になっていた場所でしたので、これを機にお邪魔することにしたのが数ヶ月前。
ハマってしまいました。
むちゃくちゃ美味しい。
シェフはシチリアのお店で修行されていたようで、本格的なイタリアの味(とか味オンチが言っていいのだろうか)を楽しむことができます。
まちなか農園さんのトウモロコシは揚げ物に変身して前菜で登場していましたよ。
この前菜プレートがとにかく好きで!
ちょっとずついろんな季節の食材を楽しむことができるのですが、味や食感や香りのバランスが最高で、緻密に計算されているんだろうなぁと毎回しみじみ味わっております。
そしてもちろんパスタも美味しいです。お気に入りはエゾシカ肉のミートソースビアンコ。
何度目かの訪問のとき、まちなか農園さんから教えていただいて来店したこと、近頃YouTubeに動画をアップしたことをお伝えし、取材の中でトラットリア・ピューさんのお名前が出たときそのままアップロードして問題ないか伺い、了承いただきました。
すると、シェフやホールスタッフをしてらっしゃるシェフの奥様は口々に「枝豆食べましたか? 美味しいですよねえ! もう出てるかな」「イチジクも美味しくて、ハマって家でも育てはじめました」「これまちなか農園さんのレモンで作った自家製のお酒です」とお話してくださり、私なんかよりよっぽど早くにファンだった方だ……となんだかじーんとしましたね。
これも都市農園の得難い一面ですね。
お客さん目線で言えば、いつものお野菜を地元のレストランの錬金術によって変身した姿で味わうことが出来る。
レストラン目線ではその日必要な分だけ新鮮野菜をダイレクトに仕入れることが出来る。
シェフは「この時期はもう積極的に取り入れてます!」と熱意を持って話してくださいました。
8月末からのイチジクも楽しみだな。サラダになるのかな。
トラットリア・ピューの奥様から伺ったのですが、小学生のお子さんが学校の自由研究でまちなか農園さんを取材なさっていたらしく(先輩!)、本当に都市農園は地域の生活と密接に関る場所だなと感じます。
直売所に買いに来るお客さんとのコミュニケーションはもちろんですが、それだけにとどまらない、地域のHUB的な存在。
そんな印象を持ちました。
ポテンシャル、すごいです。
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