地域の魅力を伝える人材を育てる
グリーン・ツーリズムって聞いたことありますか?
グリーン・ツーリズムとは、「農山漁村地域で自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動」のことで、農家民宿(農林漁業体験民宿)を滞在拠点とした都市住民の田舎体験旅行の他、学校教育旅行を対象にした体験・ホームステイ(民泊体験)や国際交流・インバウンド(訪日外国人旅行者)の受け入れ等が日本全国の農山漁村地域に広まりました。グリーン・ツーリズムの滞在者を受け入れることによって、その地域に住んでいる人々に“地域への誇り”と“地域づくりへの責任意識”が育まれる等のプラス効果も生まれています。
その受入側人材の中心となって活躍しているのが「グリーン・ツーリズムインストラクター」です。
グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクールとは?
グリーン・ツーリズムインストラクターとは、農山漁村地域を訪れる旅行者がグリーン・ツーリズムを楽しくかつ安全・安心に過ごせるように、地域資源を活用した “地域案内”・“体験指導” 及び体験交流活動の “企画立案” に係る基本的な知識と技能を有する人材のことで、その人材を育てるプログラムがまちむら交流きこうが開講する「グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクール」なのです。
スクールは、「地域案内」(入門編)、「体験指導」(実践編)、「企画立案」(上級編)の3つのコースが開講されており、入門者でもステップを踏んで受講できるようになっています。
全国で活躍する“グリーン・ツーリズムインストラクター”認定者
スクール開講によって、令和5(2023)年6月までに4千名を超える方々が、本講習を受講し、グリーン・ツーリズムインストラクターとして認定されました。認定者は農山漁村地域の住民の方をはじめ、中には地域おこし協力隊の任期中に受講し、任期後に本講習で学んだことを生かして地域のために活動されている方もいます。
今年のグリーン・ツーリズムインストラクター育成スクールスケジュール
スクールは毎年、農山漁村地域の地域資源を活用できるフィールドで開講しています。令和5年度については、グリーン・ツーリズム インストラクター育成スクール のホームページに募集の案内を掲載していますので内容、日程等をご確認の上、まちむら交流きこうまでお問い合わせください。
また、都道府県・市町村や地域おこし協力隊等のご依頼で、希望される農山漁村地域に出向く受託開講も承っております。併せてお問い合わせください。