私の暮らし方・生き方に合わせた働き方 by machimin

千葉県流山市のコミュニティスペースmachiminが発行するmachiminメディア。 暮らし方・生き方に合わせた働き方/無理のない地域活動と仕事と家庭を両立させている「父」のインタビューを綴ります。 他の誰かの発見や出会いが生まれる場となりますように。

私の暮らし方・生き方に合わせた働き方 by machimin

千葉県流山市のコミュニティスペースmachiminが発行するmachiminメディア。 暮らし方・生き方に合わせた働き方/無理のない地域活動と仕事と家庭を両立させている「父」のインタビューを綴ります。 他の誰かの発見や出会いが生まれる場となりますように。

最近の記事

【深澤和毅さんインタビュー】流山から東葛地域に広げるラグビーの受け皿

深澤さんは、東葛地域の小学生1年生~高校生を対象にしたラグビースクールとしてNagareyamaBraves(流山ブレイブス)を2023年3月に立ち上げました。 公務員という立場でスクールを営んでいる深澤さんの活動は全国的にみても珍しいケースかもしれません。高校教師だったからこそラグビースクールを立ち上げるきっかけに出会ったと語る深澤さんの想いをインタビュー記事に綴ります。 目次1:教員が立ち上げたラグビースクール深澤さんは千葉県立流山おおたかの森高等学校への異動と合わせ

    • 【増田俊康さんインタビュー】円東寺住職 安心感のある場所づくり

      目次1:出家のきっかけは就活サラリーマン家系に育った増田さんは、大学時代には周りの友人と同じように就職活動を行い、幼少期から興味のあった映画製作といったクリエイティブな仕事に携われる企業の採用面接を受けていました。 しかし、時を同じくして千葉県流山市で住職をしていた叔父から、お坊さんとして本の執筆を出来ることや自分自身の意思で活動の幅を広げていける働き方の魅力を聞いた増田さんは出家という生き方を選択をしました。 そして、大学の編入や奈良県にある真言宗豊山派総本山の長谷寺

      • 【苅込渉さんインタビュー】市民と手をつなぎ創る「流山」の新しいまちづくり

        目次1:はじまりは市役所内での部署異動苅込さんは、流山市役所の都市計画や景観にまつわる仕事をなさっていましたが、2021年江戸川台東口商店街を盛り上げる役割を担う課に異動になり、業務遂行が始まりました。 商店街の空間に賑わいを持たせる上で、市役所側が一方的に道路を作ったりするだけでは成功しないと考えた苅込さんは、まず市役所を飛び出し、商店街の各店舗に挨拶回りをすることから始めました。 しかし、プロジェクトとして事業を営む店舗や市民の方々と一緒に動き出すには、関係者の時間的都

        • 【濱本正道さんインタビュー】若者とは一味違う、スーパー親父の転身!

          目次1:第二の人生は自ら選択濱本さんは、40歳から52歳の12年間にわたって家族と離れた単身赴任で過ごし、土日も仕事に奔走する生活を過ごしました。職場ではマネジメント職に就き、順風満帆な働き方をされてきました。 そんな濱本さんでしたが、45歳になった頃から、「この生き方は変えた方がいいのではないか」と考える様になり、3人の子ども全員が成人する52歳のタイミングから第二の人生を歩むことを心に決めたタイミングがありました。仕事中心で生活を続けたまま定年退職を迎えてしまうと、生き

          4)machimin4は移動、協定、卒業、拡大する

          2年前のちょうど今頃、machimin1の形が完成しかけていて、machiminなんて誰も知らない環境で、他人のフィールドで1からやりたいという気持ちが芽生えていました。 東深井地区公園という、森の図書館の隣にある公園の真ん中に週に1回椅子と本だけ持参して、居ることから始めました。 12月に始めるという一番公園が辛くなるであろう時から…寒くて寒くて、誰も来ないし、なぜやれたのかもわかりませんが毎週1年はやろうと決めました。梅雨も強風も真夏も真冬もやりました。新緑やお花見、

          4)machimin4は移動、協定、卒業、拡大する

          3)machimin3は解散する

          4年前半前、当時よくきてくださっていたシニアの方が、私が仲間を必死に集めていくんだと縁側で1人鼻息荒く理想だけ語る様子を見て、「お米とキャベツが散歩道で直売されていて、素敵な人だと確信があったから買ってきた」と手渡されました。会いなさい、と。(え、どうやって?!誰かも連絡先も知らないのに…) でも、なんとかして会いました。 #流山お田んぼクラブ の岩根さんという方でした。まだオープンして何もないので話せるのは夢だけ。「まちを学校にしたい」という一点を一方的に語りまして、まさ

          2)machimin2は閉める

          3年前のちょうど今頃、machimin1には人や活動が増えすぎてぐちゃぐちゃになってきました。流山駅とは全く違うエリアに空き家を探していたところ、良い大家さんを紹介頂きました。 当時machiminは、テレビや新聞にたくさん取材されていたのですが、たまたま大家さんにご挨拶に行く前日にテレビの放映がありました。 自分たちの活動を伝えたく、また私たちは怪しいものじゃないんだと感じてもらうために、必死にたくさん喋っていましたら、帰り際大家さんに言われました。「お話はよくわからな

          【渡辺雄一さんインタビュー】フラッグフットボールを通じて子ども達に運動の楽しさを伝える伝道師

          プロフィールにある通り、社会人アメフトのトップチームに所属し日本代表にも選出されていたと聞くと、アメフト一筋の人生を歩んでこられたのでは?と想像してしまいがちですが、意外な経歴を歩んでこられた事をインタビューで伺い驚きがありました。 今では子ども達に運動の楽しさを伝え、体力や運動機能の向上を図るために小学校などを訪問してフラッグフットボール※ 教室に取り組まれている渡辺さんの「生き方」・「働き方」の裏にある想いをインタビュー記事に綴りたいと思います。 目次1:アメフト現役時

          【渡辺雄一さんインタビュー】フラッグフットボールを通じて子ども達に運動の楽しさを伝える伝道師

          1)5年前にここにきた

          こんにちは、machimin手塚です。 スタッフが増え、ふとした時に昔の話を聞かれる機会が増えました。それは大事な話だと驚いてもらえるようなので、私が鮮明に覚えているうちに、聞かれたことに対して思い出しながら、回答していきたいと思います。 5年前のちょうど今頃、写真にある流鉄流山駅のふきざらしになっていた元タクシー車庫を紹介頂きました。 当時わたしは、懸命に古民家を探していました。何件見ただろう。本町にある小さな物件にいきつき、ここにしようと決めた直後、大工さんたちに「

          【菊池将さんインタビュー】ハンディキャップの有無に関わらず得たい暮らし方を実現できる地域を作る

          菊池さんは社会人生活を過ごす中で、先輩や同僚が職場で精神的に苦しんでいる姿を見ること多くあったそうです。そのような方々が活き活きと暮らせる生活を取り戻すサポートをしていきたいと考える様になり、今では合同会社ソラトモリの代表として精神障がい者の自立をサポートしていらっしゃいます。本記事では、菊池さんが現在の事業を始めるに至った経緯、そのインタビューの中で感じたことを記事に記したいと思います。 目次1:リクルート社を退職し、障がい者の自立サポートに従事リクルートという大企業から

          【菊池将さんインタビュー】ハンディキャップの有無に関わらず得たい暮らし方を実現できる地域を作る

          【宮本修さんインタビュー】地域社会で事業を営む難しさと、暮らしの豊かさを得られる可能性や魅力があること。

          宮本さんは学生・サラリーマン・独立をされてきた人生の中で、ライフステージ毎に自分なりの人生観を持って暮らしてこられました。そんな宮本さんが歩んできたライフステージ、さらに今回のインタビューを通じて感じたことを本記事に記したいと思います。 宮本さんのライフステージ宮本さんは子どもの頃にパイロットに憧れ英会話を始めたことをきっかけに、中学時代にはかすみがうら市の中学生海外派遣事業を通じてオーストラリア、そして慶応大学在学時にはスタンフォード大学との学生間交流プログラムへの参加を

          【宮本修さんインタビュー】地域社会で事業を営む難しさと、暮らしの豊かさを得られる可能性や魅力があること。

          【小野内裕治さんインタビュー】興味・関心事が生きがいになり、有機農業を運営

          INTERVIEW1: 転勤を機に関心が向いた”飲み水”をきっかけに、独立サラリーマン時代の1989年(平成元年)に名古屋から東京へ転勤になった際、当時の東京の水道水を飲むには不安がありました。そんな現実を知った小野内さんが水質汚染の問題について調べを進めると、農業やゴルフ場で使われる大量の農薬が原因であることがわかりました。また、九州地方での水俣病、ベトナム戦争で散布された枯葉剤の被害といった情報からも重金属等の有害物質を含む農薬の問題点を知り、地球に有害な影響を及ぼす農薬

          【小野内裕治さんインタビュー】興味・関心事が生きがいになり、有機農業を運営

          【佐々木貴史さんインタビュー】松ヶ丘子ども食堂の代表として多世代間交流を目指したコミュニティを創設

          INTERVIEW1:子育て世代の男性によるこども食堂の立ち上げ流山市松ヶ丘にお住まいの佐々木さんは、JAとうかつ中央に勤務し、多くの農家さんとの出会いに恵まれ、職場の先輩からの勧めで消防団へ入団し、10年以上の長きにわたって地域と深い交流を重ねてきました。 そんな関係の中で、2021年には松ヶ丘でこども食堂を立ち上げられています。きっかけは、東葛地区6市(松戸・柏・野田・流山・鎌ヶ谷・我孫子)のこども食堂の協力により設立された「とうかつ草の根フードバンク※」の代表から相談

          【佐々木貴史さんインタビュー】松ヶ丘子ども食堂の代表として多世代間交流を目指したコミュニティを創設

          【渋谷一雄さんインタビューVol.1】世代を繋いできた流山市での地域活動

          流山市に暮らす1人の父が、地域活動を行っている先輩に話を聞くという「machimin×父」のメディアを始めて第3弾のインタビュー。 今回は、流山市下花輪で生まれ育ち、家系を遡ると10代目という渋谷さんにインタビューをさせて頂きました! INTERVIEW1:流山で生まれ育った渋谷さんの地域活動 渋谷さんは流山市下花輪で生まれ育った後、約26年間にわたり建設系の企業に勤め、2020 年12月からは地元である流山市で株式会社ヤマセン工業を創業され独立しました。お子さんの誕生直前

          【渋谷一雄さんインタビューVol.1】世代を繋いできた流山市での地域活動

          【渋谷一雄さんインタビューVol.2】そこに川があるから橋を架ける、架け橋となる 

           今年の4月から始まったNHKの連続テレビ小説『ちむてんてん』では、沖縄県の村で住民が出資して生活必需品を販売する売店を営み、その利益を分配していた様子などが描かれている。現代は建前上、役所などの国や自治体の機関が一定の予算で公共の事業を行う時代だが、ボランティア活動に対する関心も高まっている。  長年、公立の中学校・高等学校の教員が部活動に携わっているなど、地域の活動と地域の仕事の境界は曖昧で背景も複雑だ。最近のボランティア活動というと、地域の復興のために外部から人が来て

          【渋谷一雄さんインタビューVol.2】そこに川があるから橋を架ける、架け橋となる 

          【大野 洋さんインタビューVol.2】粘土から道が生まれる 「粘道」が切り拓いた、ある父親の挑戦

          第2回目は実務型人事コンサルタントとして活動する傍ら、息子の誕生を機に粘土遊びと出会い、法人を立ち上げ様々な人に向けたワークショップを展開する大野洋さん。 「粘道」を通じて、大野さんが見ているのは10年後、20年後の世界だと言います。粘道とは何か、どうやって活動しているのか聞いてみました。 <第1回目はこちら> もうひとつの軸を持つ「20年以上人事の仕事に携わってきていることになります。40代半ばというのは、早期退職制度の対象になる年代です。労働市場においては、賞味期限

          【大野 洋さんインタビューVol.2】粘土から道が生まれる 「粘道」が切り拓いた、ある父親の挑戦