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子宮筋腫発覚 ④どんな治療を選ぶか
MRI検査の結果、私の体内には子宮筋腫(とても大きいものとその他多数)が存在していると分かりました。
子宮筋腫は良性腫瘍なので、必ずしも摘出する必要はない。医師からは、
①温存する
②手術する
の選択肢を提示されました。
以下、各選択肢について聞いたことと、私が治療法を決めるときに考えたことについて書き留めます。
選択肢①温存する:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
定期検診して都度状態を確認しながら、そのまま体内に残しておく選択肢。その場合、
・過多月経は続く。さらに重くなる可能性もあり。
・閉経までさらに増える&大きくなる可能性あり。
・貧血も続く。生理で貧血になったのを治療して…
という追いかけっこを閉経まで続ける。
・偽閉経療法で生理止めたり筋腫を小さくすること
もできる(対症療法)。
ということになると聞きました。
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選択肢②手術する::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
手術する場合、「筋腫だけ摘出する」か「子宮ごと筋腫を摘出する」か、選択肢があるとのことでした。それぞれ、
【筋腫だけ摘出する】
・子宮を温存できるので、術後も妊娠出産可能。
・閉経するまでの間に再発する可能性あり。
【子宮ごと筋腫を摘出する】
・再発することはない。
・子宮頸がんのリスクがなくなる。
・生理がなくなる(卵巣は残るので閉経ではない)。
・妊娠出産はできなくなる。
ということになるらしい。
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医師からの説明を聞きながら、(子宮ごと取ってもらうのが一番良さそうだなぁ)と思いました。
とはいえその場で即決するのはやはり不安で、1ヶ月ゆっくり考えて、次回診察で希望を伝えることにしました。
で、考えた結果やはり私は子宮ごと取ってもらう=子宮全摘を希望しようと思いました。
その理由は以下の通り。
全摘しようと思った理由5つ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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体内にとんでもない大きさ&数の不要物があると、この目でしかと見て知ってしまった。
↓
MRI画像が衝撃だった。
おなかの面積の多くを不要物が占有してんだよなぁ…と思いながらこの先暮らすのやだなと思った。
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下腹ポッコリが本当に嫌。
↓
本当に本当に嫌だった。
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筋腫だけ取るより丸ごといった方が手術しやすそう。
↓
素人考えでそう思い、病院Aの先生にも聞いてみた。
「手術する先生の考え次第だからハッキリしたことは言えないけど、これだけたくさん筋腫があったら全摘の方がやりやすいかもしれない」とのことでした。
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子宮を残すと再発のリスクがある。
いつ閉経するか分からないし、もっと大きくなる可能性もある。
↓
閉経まで短くてもあと10年。
温存したらずっとこの下腹&生理と付き合い続けるというストレスがつきまとう。
あと、必要に応じて鉄剤を飲み続ける必要が出てくるのも面倒くさい。
ならば摘出した方がスッキリするし、先延ばすより今やってしまった方がスッキリ暮らせる日々も長くなってお得。
そしてせっかく頑張って手術するのだから、綺麗さっぱりサヨナラしたい。再発の芽を摘むには全摘一択。
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生理がなくなったらうれしい。
↓
PMSもあるし、月イチの面倒くさいイベントから解放されるなんてありがた過ぎる。
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整理していくと、どう考えても私は全摘一択だな!と思いました。
私に妊娠出産の希望がなく、子宮という臓器に対する思い入れが全くなかったことも、大いに影響していると思います。
だがしかし、不安なことも当然あった。
不安に感じていたことと:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
・手術怖い
・入院怖い
・仕事調整したりなんだりが大変そう
・入院中、犬をどうする…
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いずれも未知の事態と人間関係にまつわる不安(犬の件は除く)。
これから色々調べて準備すれば、不安でもなんとかなるかも。
そう考えて、手術することに決めました。
…とはいえ、その後「ほんとに私は手術をするのか?それでいいのか?」と定期的に不安にはなった。
そんなときは、"なんで全摘しようと考えたか"を思い出して、「今手術するのが一番メリット大きい」と再確認していました。