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転勤妻〜収入を得るようになり、地元に帰省~
結婚後、仕事を辞めて夫の転勤についてきてしばらくの間は専業主婦となりました。
私自身の収入は無くなり、自分がやりたいなぁと思うことがあっても、夫の給料から支払うと考えると引け目を感じてしまう。
本当はおしゃれなカフェに行って一人でゆっくりしたり、美容室に行って身綺麗にしたり、可愛い洋服が欲しいなど小さな希望はいろいろあった。
夫からダメと言われたわけではないですが、それら欲求を満たすために夫が稼いできたお金を使うのは金食い虫になったようですごく嫌だったのです。結婚したけれど、生産性なくただ消費する存在になりたくなかった。
でもそういう小さな要求を叶えるのを我慢してきたら、本当に毎日がつまらない。仕事をしていないからそもそもやることがないし、何もしない生活を送ることは私の中で限界を感じ始めていた。当時20代だったのにこんな生活を送ってていいの?と。
そんな生活も、働き始めてわずかですが収入を得て、少しずつ小さな自己実現をしていきます。
自分で稼いだ収入の範囲内であれば、自分のやりたいことをやってもいいと考えられるようになり、まず一番やりたいと考えていたことをしました。
それは「地元に帰る」こと。
寂しくて、両親や、友達に会いたくて毎日のように地元に帰りたいと考えていたけれど、往復の交通費を考えると高くてずっと我慢してた。
でも交通費以上に稼ぐことができるようになったところで、負い目なく帰れると思えるようになり帰ることにしました。
今思えばしんどくなったタイミングで気にせず帰ればよかったなと思うのですが、当時の私にはできなかったのです。子供ができるとますます帰りづらくなるし、身軽なうちに、精神的に辛くなる前に帰るべきだったんだけれど。
でも約6か月ぶりに地元に帰り、両親、大好きな友達と過ごす時間はまさに幸せそのもの。
ありがたいことに両親も、友達もみんな帰る連絡をするとスケジュールを空けて暖かく迎えてくれました。
その後もしばらく帰らないでいるとだんだんと気持ちに閉塞感がでてくるから、定期的にリフレッシュしに帰りました。
地元に帰りたいから、仕事もますます頑張れる。
離れてわかる地元のありがたさ。
どうして地元にいる間気づけなかったかなぁ。