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転勤妻~心の支えを増やす~

学生の頃読んだ本に「心を強くするためには木のように、心(木の)支えとなる人・事・物(根っこ)を複数持っているほうがいい」ということが書いてあり今でも支えとなるものを複数持ち、一つ一つを大切にしたいと思っています。

この本を読んだ当時私は就職活動の面接で何社も落とされていました。
私はずっと自分のことを強いと思っていたのに、この時は心がぽきっと折れてしまいそうだった。

そんなときにこの本を読んで、自分一人で強くいるのは難しい。辛い状況でも強くいられるのは両親・友人・趣味など自分を支えているものがあるから。

また支えてくれるものが一つだと、その一つの支えが無くなってしまったときに木(心)は倒れてしまう。だからこそ、自分の生きる支えを複数持って一つ一つを大切にすべきと感じました。

その考えを踏まえわずかながらパート収入を得たところで、活動の幅を広げ、赴任地での心の支えを増やすべく趣味の習い事を始めました。

その活動は私の気分転換になり、また現地での知り合いを増やすきっかけとなりました。
趣味そのものも、その場にいる人たちと一緒にいるのも楽しかった。皆親切で一緒にご飯に行ったり、現地のあれこれを教えてくださったのはいい思い出。

転勤妻の心を支えてくれるものの一部(仕事・友人など)をずっと継続させるのは難しく、土地を変える度にそれらを変えるのはエネルギーを使うので疲れてしまうこともあります。

ただ土地を変えても、
家族・友人・現地で出会った人・仕事・趣味など自分を支えとなるもの一つ一つを大切にすることと柔軟になんでも挑戦することと、
例えそれの一つが無くなっても執着しない柔軟さが心の強さになると感じています。

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