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看護師あるある「どこの病院がいい?」に使えるWebライティングのテクニック!

「どこの病院がいいと思う?」親戚の集まると、看護師の私は必ず質問されます。私だけでなく、看護師あるあるではないでしょうか。
「どこの病院がいい?」に的確に答えるにはWebライティングの知識が活用できます。
年末年始、親戚が集まった席。腰痛に悩むおじさんから相談を受けたと想定して、Webライティングテクニックの活用法を解説します。

なぜWebライティングのテクニックが使えるのか

Webライティングでは限られた文字数で、読者が求める情報を情報をわかりやすく伝えることを重視します。
私たちは「〇〇について知りたい」と思った時に、Web検索し、知りたい情報が書いてありそうな記事を選んで読みます。
「どこの病院がいい?」は看護師の私の顔を見て思いついた質問で、検索しようとした時の感覚と同じだと思います。

おじさんが満足できる条件は良いWeb記事の特徴と同じ

良いWeb記事の特徴は次の3つです。

  • 簡潔に伝える: 専門用語を避け、誰にでも理解できる言葉で説明する

  • 具体的に伝える: 抽象的な表現ではなく、具体的な例を挙げる

  • 読者の視点に立つ: 相手が知りたい情報を的確に捉え、それに応える


質問したおじさんもこの3つが達成されれば満足すると思います。

Webライティングテクニックで親戚みんなが満足

では、親戚のおじさんが満足する答えを私がするには、どんなWebライティングテクニックを使えばいいでしょう

1.ペルソナ設定

相手は誰?:
おじさんの年齢、性別、病気の種類など、相手の特徴を具体的にイメージする
何が知りたい?:
病院の規模、診療科、医師の専門性など、相手が求めていることを把握する

2.情報整理

 一番知りたい事を最初に述べる
 具体的な表現を使う:数字、体験談

3.共感と安心感 

相手の気持ちに寄り添う:不安に寄り添った言葉かけをすることが何よりも大事。

4.相談の場合は「聞く」を追加

文章ではなく相談の場合は、一方的な情報提供だけでなく「聞く」技術をプラスします。

私だったらこう話す:実際の会話例

親戚のおじさんが腰痛に悩んでいて、私に質問したとを想定してみました

ライティングテクニックを意識しない従来の回答

「あら、腰痛いの?じゃあA病院がいいんじゃない?近いから」

ちょっとそっけないですね。
近くならどこでもいいのか、と感じ、A病院のお勧めポイントがわかりません。

ライティングテクニックを意識した回答

「腰が痛いの?それは辛いですね。腰痛だったら腰が専門の先生がいる病院がいいですよ。整形外科医はそれぞれ得意分野がありますから。
A病院は、脊椎の専門の先生がいて、検査の機械が揃っているし、体に負担の少ない内視鏡を使った脊柱の手術実績があります。
通院のリハビリも充実しているって、評判ですよ。おじさんの家から近いし、一度、受診してみたらどうですか?

おじさん、受診の時はね、どこが、いつから、どんなふうに痛いか、何に困ってるか先生にしっかり伝えてくださいね。
腰痛の中には骨に異常がないものもあるから。
検査で異常なしだけど、辛い症状が解決されないんじゃ困りますから。
聞きたいことをメモ書きして持っていくと忘れなくていいですよ」

腰痛の辛さに寄り添った言葉かけをした上で、おじさんに必要な情報を具体的にし表現し、症状にあった病院の紹介と受診時にやるべきことの提案ができました。
私が紹介したい病院は同じですが、印象はずいぶん変わったのではないでしょうか

Webライティングを学ぶと良い相談相手になれる

良いウェブ記事は、読者が知りたいことを調べるために、キーワードを入れて、欲しい情報を簡潔明瞭に答えてくれて、今何をすべきかを提案してくれます。
自分に相談を持ちかける人も、何かに困ってて、それを解決するために知りたい情報があって、自分がどうすればいいかをはっきりさせたいのだと思います。ですから、良い記事を書けるWebライターは絶対良い相談相手になれるはずです。
親戚の集まりで相談されたことにスラスラと答える私、、、もっと相談が増えて困るかしら。



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