本場アメリカのPringles
しょっぱい系の期間限定の宝庫「Pringles」
随分前になりますが、「OREOパラダイス、アメリカ!」で、日本のキットカットのように定期的に期間限定味が発売するのが、アメリカではOREOだということを書きました。今日はそのしょっぱい版。それはずばり、「Pringles」。今では日本でもおなじみのPringlesですが、1968年のアメリカ生まれ。日本での正規販売開始は1994年ということなので、やっぱり本場というか、年季が違います。とは言え、ダントツの人気というよりは、不動の人気の印象。お値段的に、同じような筒入りのポテトチップスと比べるとやや高めで、筋金入りのケチの私はついついそのやや安めの方へ流されがち。でも、そんな私をも定期的にPringlesに引き戻すのが期間限定味なんですね。コマーシャルで見かけて「おぉぉ…」となったり、たまたま店頭で見つけて買わずにはいられなかったり。結果から言うと大成功で終わることのがまれであるにも関わらず、試さずにはいられないのですよ。分かってもらえますかねぇ…
スイートポテト、日米の違い
日本人は基本的にスイートポテト好き。特に最近はその傾向が強まりつつある気がしませんか?スイートポテトといっても、モンブランはもちろん、アイスクリームから、お饅頭、カリっと揚げたチップスにシンプルな焼き芋まで、楽しみ方はいろいろ。『食べ歩きグルメ処にはスイートポテトあり』という印象さえあります。日本のサツマイモはおいしいですからね。私が小さい頃は、ときどき近所に石焼き芋屋さんが来ていたものでした。「甘くておいしいおいもだよ♪ 石焼き芋はいかがです♪」ってね。買ったことはありませんでしたが、お隣に住んでいたお姉さんは常連客のようでしたっけ。私も大人だったら買っていただろうなぁ。
とにかく基本的に芋好きなのが日本人。
一方アメリカでスイートポテトというと、普通はヤム(Yam)と呼ばれるオレンジ色の甘いお芋のことになります。甘いヤムをブラウンシュガーやマシュマロと一緒に調理してさらに甘くする「キャンディドヤム(Candied yams)」が定番料理。メジャーではありませんが、オレンジ色ではなく、黄色みの強いスイートポテトもあり、私はこっちの方が好きです。見た目に日本のサツマイモに近いせいもありますが、砂糖と生クリームにバターを足して普通にスイートポテトを作ることもできます。フライパンでバターでこんがりと焼いて塩をパラパラっとするのも良し。おそらくアメリカ人的には物足りない味わいなのでしょうけどね。
いわゆる日本のサツマイモもスーパーによっては売っています。その名も「Japanese Sweet potato」。皮が紫色のもので、焼き芋もどきを作ったことがありますがおいしかったです。ホクホク。
さて、本題。
今まさに販売中の期間限定PringlesがSweet potato味なのですよ。コマーシャルで見て、これはトライしたい!せねば!と思った芋好き日本人の私。お店に行ってみると、Sweet PotatoにもSea salt味とBBQ味の二種類がありましたが、迷わずSea saltをチョイス。
おいしいにはおいしいかったです。でもこれは何かに似ている… と思いついたのが、Sweet potato fris。要はフライドポテトのサツマイモバージョンのものです。アメリカでも、どこにでもあるレギュラーアイテムではないので、見かけることがあったら是非トライしてみてくださいね。
Pringlesになっても、スイートポテト特有のほのかな甘みがあって、通常の商品とは明らかな違いがあり。悪くはない。でも、ポテトチップスなら、やっぱり普通のじゃがいものほがいいかな、というのが私の個人的な感想。スイートポテトはやっぱり甘い系に仕立てた方が合うのかも。
ザ・日本のPringles、ザ・アメリカのPringles
Pringlesといえば、つい先日Youtubeで日本(大阪?)にPringlesの専門ショップがあるのを見ました。一緒にいた旦那さんは「Pringlesはアメリカのものなのになんで日本に専門店があるの?」と納得いかない様子でしたが、日本限定、またはご当地版Pringlesなども販売されているそうで。大阪はたこ焼き味、名古屋は手羽先味、博多は明太子… 確かに日本にしかあり得ない興味深い品揃え。
これにあたるアメリカのPringlesの期間限定味で「これぞアメリカ!」と私が思ったのがこちら👇
「MOA Burger」味。やっぱりアメリカと言えばハンバーガーです。実際の味は、うん、まぁそういうことだよねって感じ(笑)。
期間限定に目がない私ですが、旦那さんは真逆。基本的に興味なし。キットカットの限定商品を見かけて買ってきてくれることはあっても、自分が試したいとは思わないようで、一緒にあーだこーだ言って食べてもらえないのはちょっと残念なところ。そんな彼ですが、ハンバーガーには目がないので、これならもしや…と淡い期待を持っておすすめしてみましたが、「ハンバーガーが好きなのであって、ハンバーガー味のPringlesは結構です」とバッサリ。ま、そっか。
いくら好きでも話が違う?!ちょっと変わったPringles味
次は変わりどころを。
それがこちら、「Honey mustard」味。
私、ハニーマスタードが大好きで、チキンナゲットなどのソースは決まってハニーマスタード。だもので、ハニーマスタード味のPringlesと聞いたらそれこそルンルンで買ってきたものでした。いざ実食。う~む。まずいとは言いませんが、やっぱり実際のハニーマスタードとハニーマスタード味のPringlesは別物のようですね。何事も、経験が大事。
いくらなんでもToo much?! 攻めのPringles
最後は、まさかの「Dill pickle」味。
Dill pickleというのは、これのこと👇
驚きの「Dill pickle」味。あえて言うまでもないとは思いますが、私、ピクルスにも目がなくて。さすがにこれはどうなんだろう?という思いが過りはしましたが、好奇心の勝利。うちの旦那さんに言わせれば「ありえない、気持ち悪い」レベルとのことでしたが、まぁ、そこまで言うほどのものでもなかったですよ。結構前のコトなのであまり覚えていないのですが、食べきれなかった記憶はないので、少なくともEdible(食べることができる)だったことは間違いなし。うん。まぁ、気は済みましたけど、懲りはしません。
変わった味で遊べないのは好きなればこそ?
期間限定の文字にめっぽう弱く、変わったフレイバーであればあるほどトライせずにはいられない私ですが、これだけは絶対王道派というものもあるんですよ、これが。
それは、たい焼き。たい焼きはあんこ以外はあり得ないですね。しかも、養殖ではなく一本釣りのものがいい(←分かる人は分かるたい焼きトーク)。
高校時代に部活帰りに友達とよく立ち寄っていた大判焼き(今川焼き?)屋さんがあって、カスタードクリームやチーズ入りもありましたが、私はあんこ一筋。たい焼きと言ったらあんこで決まり。あんこ以外はたい焼きではないのではないかとさえ思ってしまう… そう、私はたい焼きが大好きですが、チーズが入ったたい焼きには魅力を感じないのですよ。
おや?どこかで聞いたような…
ほぅ。旦那さんはハンバーガーがほんっとうに好きなのね。
ん、待てよ?好きなのはPringlesか…?
いや、それはないか。