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完成♡「作文の先生が文章力を褒めてくれるLINEスタンプ」

できましたーーー!

▼作文の先生が文章力を褒めてくれるスタンプ

じゃん!!!

かわいいでしょ? 自分で言えちゃうこの度胸。なんでかっていうと、コラボ(合作)だからです♡

こっそり告知してから、もうひと月も経ってたんですね。

スタンプ自体は8月末に完成していたんだけど、LINEクリエイターズスタンプに申請して、審査待ちになってからがちょっと長かった。前に作ったときは2日で審査に通って販売スタートしたから、なんか不思議だったな。4日かかりました。でも、公開されたのでオールオッケーです♡

「作文の先生が文章力をほめてくれるスタンプ」というコンセプト通り、あの手この手でテンション高くほめてます。物書きさん同士でいっぱいほめあってくださいね!

さてここからは、LINEスタンプ制作の裏話です。

<制作チーム>
わたし(ママ):企画、セリフ案、ラフ作成
いっちゃん(高校生娘):画像の加工、文字入れ、スタンプ登録作業
にこちゃん(小学生娘):デジタルイラスト作成(線画と色塗り)

<費用の見積もり>
A案 わたしから、娘2人に制作費を支払う。
B案 制作費は支払わないが、売り上げを今後ずっと2人で分ける。

どっちか選んでね、と提案したところ、即決で「完成したらでいいから制作費をくれ!」だった。……その気持ち、わかる(笑)ではA案で。

そこで、見積もり出してみてと言ってみたところ、喧々諤々(←誤用)で空中分解。「イラスト1ついくらにする?」「何個いるんだっけ、40!?」「どれくらい時間かかるかな」「それ以外の作業もけっこう大変なんですけど?」「ね。売り上げだったらいくらになるんだ」「分からん」「自分も分からん」「調べよう」「うん」……(10分後)……「「分からん」」

なんか楽しい。新人クリエイターさん養成講座やってる気分になってきた。途中でB案に揺れているのも、気持ち的にすごくよく分かるんだよなぁ。ふふふ、印税ライフ。THE不労所得!のイメージあるよね。すみません脱線しました。

ここで助け舟。

A案の場合、LINEクリエイターズスタンプ制作の相場を調べてみたらいいんじゃないかな。WEB検索でも出てくるよ。それから、自分達が実際に作るとき、作業時間はどれくらいかかるかも想像してみよう。

WEB検索しつつ、「へー。けっこう安い…?あ、なんだこれスタンプ8個だ」「簡単な絵柄と描き込んだ絵柄と、いろいろある……」「写真よりイラストが高い。まあ、手間かかるしな?」「オプション?オプションとかあるのかー」とか話してましたよ。

絵柄はデフォルメだけどそんなにシンプルでもない中間あたりを想定、スタンプ数を40個と固定して、相場を書き出してみる。

セミプロ 40,000円~
プロ(個人)80,000円~
制作会社 200,000円~

「「ファ~~~~~💦」」「てか、こんなに払ってまで作りたい人おると?」「スタンプの売上で元を取れるん?」娘達、首をかしげる。

キャラクターものの著作権者と分けて考えた方がいいかもね。企業さんや店舗さんなら話題作りのために広告として作るから、売り上げでペイしようとは思ってないかもしれない。

ちなみにママは、自分が欲しいから作ろうかなって思いました!クリエイターズスタンプで検索したら、「文章力」にも「作文」にも、ほめるスタンプなかったのよ。あったらけっこう使えるんじゃないかなーって。でもね、ふたりとも知ってると思うけど、ママはアナログでしか絵が描けないの。ココナラとかで依頼してもいいけど、せっかくお金使うならさ―――、「あ!?うちにもいるじゃん、デジタルで絵を描ける人!!!」って気がついて。だったらふたりに制作費兼お小遣いで渡した方がいいかなって思ったのよ。経費にはならんけどwwwww」

二「正直こんなにもらっていいのかなと思った」(小学生)
一「私は逆にあまり安いならバイト行った方がマシと思った」(高校生)

いいね。リアルです。その視点とっても大事よ。

にこちゃん(小学生)が不安になる気持ち、すごく分かるんだよね。わたしがライター見習いやっていたとき、自分なんかの原稿でお金もらって本当にいいのかな?って自信なくて悩んでいたから。

いっちゃん(高校生)が見切りをつけようとするのも、めちゃめちゃ分かるんだよね。原稿料は決まっているのに、自分の作業時間だけが増えていくむなしさよ。単価アップを要求するには自分のスキルが足りないと思えばこそ、いっそのこと働きに出ようかなと考えるもん。考えたことあるわ。

フリーのクリエイターあるあるです。

そこで、わたしが提案したのは「アマチュアが初めて受けるお仕事として考えるなら、セミプロさんの半額くらいで、”経験がないので見習い価格です”もしくは”趣味でやってる人だから”という値付けはどうかな?」というファーストステップ

二「半額でも20,000円!?やる!!!」
一「にこ。聞きたいんやが、40個を何時間で描けると?」
二「ママのラフなぞって線画やって塗って…1個15分~20分くらい?」
一「ふーん。2万円を40個で割ったら500円か。自分は文字入れくらいだから数分でやれるし、まあ、ありかな」
二「ありやね」
一「じゃあさ、にこちゃん8割でどうよ。1個400円、全部で16,000円」
二「うちの方が多いん!?いいと!?」
一「いいよ。描く人がいちばん大変じゃん」

話がまとまったようです。

娘達「「ママ、やるよーーー!!!」」

そんなこんなで8月ひと月かけて、コツコツ空き時間に作ってくれたのでした。使ったツールは、アイビスのアプリだけ。便利な時代になりましたよね。「作文の先生が文章力をほめてくれるスタンプ」、よかったら使ってくださいね♡ 娘達がドキワクしながらダッシュボードを毎日チェックしていますw

<今後の課題>

娘達にとっては初めての取り組みですので、今回は口出しせずに見守るかたちで進めていきました。最初に、40個分のラフ&セリフを渡していたので、数日に1回「スタンプは今、何個目?」と聞くくらい。

二「ママって、宿題した?とは聞かないくせに、こっちは聞くんだw」
私「え。あ、ほんとだ。……仕方ない、ママとしても仕事するか。ちゃんと宿題やってるー?(裏声)」
一「くっそわろwwwww」

最初の5個くらいは、お互いのやり方がかみあわなくて、絵柄も安定しなかったけど、そこから先はどんどんスピードアップしていったよ。LINEに登録するとき、一気にアップロードしたら順番バラバラになっちゃったけど、作った順になってたらその変化が分かりやすかったかもしれないなあ。

・顔と身体の大きさをそろえる
・文字色が白抜き文字だと見えづらい
・スタンプ説明文に誤字がある💦

3人で反省会&打ち上げという名のはま寿司ランチで、そんな振り返りをしたのでした。はま寿司おいしいよね♡(そうじゃない)

第2弾とかはまったく考えていないのですが、やってみて分かることってあるな、やってよかったな、と思います。

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