どうする?うちのこと! ー空き家活用すごろく家主さん版ー
「どうする?うちのことすごろく」。
2019年に日野市と協働作成した「空き家活用すごろく」は、まちの空き家をつかった地域の居場所づくりを体験できるゲームでした。空き家の利活用を実際に担うのは家主さんというより地域の人たち。このすごろくは日野市の「まちと空き家の学校」で教材として使われています。
一方、家を今後どうしようかな、と思っている家主さんにとっては、家を地域の居場所にするとか以前に悩ましいフェーズがあります。「どうする?うちのことすごろく」は、実家あるあるを体験しながら空き家になる前にできることを知り、5〜10年先の見通しをたててみるゲームです。家の意外な使い方もわかるかも。
空き家を活用して(借りて)何か地域活動をしたいと思っていらっしゃる方も、まずはこのすごろくを体験してみてください。これまで暮らしてきた家を貸し出すまでに、家主さんご家族がどんなことを感じてこられたか。それを想像することも、空き家を活かす上で大事なことだと思っています。
すごろくのイラストは日野市のすごろくや、八王子天神町OMOYAのイラストでご一緒いただいた五味健悟さん。デザインは「まちぐらしんぶん」のロゴもデザインしてくださった森本路子さん。マスの中に「okatteにしおぎ」も登場します。(「okatteにしおぎの見学会に参加して1マス進む!」)
すごろくの中で、まち暮らし不動産はツバメの姿で登場しています。ツバメは巣をかけた家が幸せになれるといわれる、縁起のいい鳥です。制作は一部、東京都住宅政策本部の助成をうけています。すごろくは販売のほか、杉並区との連携で開催するセミナー等で使用していく予定。お楽しみに。
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空き家活用すごろく 家主さん版
どうする?うちのことすごろく ver.1.0(2024/04)
企画・編集・発行:まち暮らし不動産(株式会社エヌキューテンゴ)
デザイン:森本路子
イラスト:五味健悟 https://gomikengo.com/
(この記事は、2024年4月発行のメールマガジン「まちぐらしんぶん」から再掲しています)