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こどもと距離をとる一人の時間
小5の娘は「起立性調節障害」です。
朝起きられない。なかなかエンジンがかからない。
症状が出てからもう1年になるので
こちらも、あまり気を揉まず、
行けたり、行けなかったりするのをお手伝いするくらいですが
その「お手伝い」にも、やっぱり心労はあるもので
それは、
元気に朝から登校してくれたら、しなくてもよい気苦労だったりするわけです。
先日、いつものようにその「お手伝い」をしたわたし。
その日は娘に使う自分のエンジンがぷつんと切れたようになりました。
とりあえず、ひとりになりたい。
外出したいわけでもなく、ただ、ひとりに、というか
娘と距離を置いて、家で過ごしたい。
そう思ったんです。
夕ご飯を早めに作り、娘の分だけテーブルに置くと
まずはお風呂に入りました。
お風呂が沸くまで、洗面所にこもり
動画を流しながら洗濯物をたたんだり。
そのあとは、ひとりになれる部屋で
以前読んだ本の読みたいところだけを読んだり
ごぼうのおいしい食べ方を検索したり。
娘も何かを察したのでしょう。(はじめてではないし)
放っておいてくれました。
仲の良い親子でも、人とひと。
すべてを分かり合うなんて、到底無理なんです。
愛情があればこそ、
時には距離を置くことも大切。
それは、親にも、子にも
互いに必要な距離なのだなと再確認したひとり時間でした。