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まると、さんかく

訳あって、夫と別居をしていますが、

娘が入学して落ち着いたころに

今の現状を説明しないとな、と考えていました。

考えた結果、娘の好きな「たとえ話」を取り入れることにしました。

ママは、まる。そのまる、いいね、と じいじやばあばに言われて育ってきました。

パパは、さんかく。パパのおうちは、さんかく のおうち。

パパも、ママのまる、素敵だねと言ってくれいたけれど

結婚をして、パパのさんかくのおうちに行ったので、

ママは、さんかくになろうとがんばりました。

結婚するって、まるとさんかくが、一緒になって、六角形とか八角形になっていくのがいいんだと思う。

でもそれができなかった。

ママは、やっぱり、まるなので、

まるのままいられるおうちを探して、あなたとここに住んでいるのです。

でも、あなたは まるも、さんかくも、持っているのだから

どちらのおうちに行ってもいいんだよ。


娘は、笑いながら聞いていました。

そして、ちゃんと伝わったかな。と心配する私にこう言ったのです。

「こっちゃん(娘)、まるもさんかくも好き!」

そうだよな。そうだよね。

まるも、さんかくも持っているあなたが、ママは大好きです。




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