孤独を抱えながらも寄り添い合えることを信じているんだと思う
2022年8月21日
aobozu TOUR 2022 OTOMOTO
〜金網の向こう側〜
@Spotify O-WEST
約3年ぶりに藍坊主を生で見てきた。
前回の化石 NOT DEADツアー(ツアー開催も3年ぶり)のファイナルを最後に、行けていなかったライブハウスでの藍坊主。
ありがとうありがとう。
本当に、この最高の今の藍坊主を浴びられて幸せだった。
前回、自分にとってはライブに行くことをいったん一区切りをつけなくてはいけない時で、
そんなライブのラストにhozzyが
"どんなに大変なときが続いても、いつか脱することができるから"
という主旨のMCをされていた。
そのMCからの「魔法以上が宿ってゆく」
本当に涙が溢れてきた。
魔法以上のパワーを頂いた。
最後じゃないけど、とりあえず最後。
また来られる日までがんばろう、って心に刻んだ。
あれから約3年。
この3年の間には、自分自身に関する変化もそうなのだが、それ以上に、社会的に大変な時代に突入してしまったこと、そして大切な心の支えとしていた彼らの行先にも大きな変化があったこと…
いろいろなことがありすぎた。
ある意味ではあのライブは本当に最後だった。
昨年書き殴ったいくつかの文章は、そんな彼らの大きな変化を目の当たりにする中で、それまでずっと自分の中にあった孤独感のようなものをじっと見つめて書き起こしたものだった。
あまりにも心の中身すぎるし、かと言って意味も無いかもしれないし、すごく躊躇したけど、恥ずかしければそのうち消せばいいか…という勢いで書いて公開してしまったのだが。
そして、先日の約3年ぶりの藍坊主バンドライブ。
3年ぶりにお目にかかる藤森さんが、本当に嬉しそうにMCをたくさんされていた。
その中で
"藍坊主のファンっていい意味で孤独だよね"
という言葉。
先日の大阪公演の時に観にいらしていたというSOUTH BLOWのメンバーの方が仰っていたという話。
これにはものすごく頷いた。
今日はこの話を聞くためにここまで来たとすら思えた。
抱えている孤独の中身は孤独なものとして持ちながらも、寄り添い合いたいと思う人たち。
そんな人たちが、藍坊主の音楽に心底惹かれて、ここに集まっている。
ああー、はい。
まさにそんな感じ。笑
抱えている孤独の背景や形は人それぞれ違えども、それらを直接その場で曝け出すことはなくとも、でも、なんとなくでも、寄り添い合っていたい感覚。
それを大事にしていたくてこの場に来ている。
不器用すぎて、私はうまくできていないと思うこともあるけれど。
今回、ものすごく会いたいと思っていた方に会うことができた。
以前から、ライブの時に会えたらとても嬉しいと思っていた方。
いま、私のような立場で会うことが、その方にとって負担にはならないだろうかと気にかかってはいたのだが。
会えたら喜んでくれていたと思うし、私も久しぶりに会えてすごく嬉しかった。
どうかどうか、その方が良き日を迎えられることをずっとずっと願っている。
私はそれしかできないけれど、そう祈り続けている。
最近、藍坊主のファンクラブが一新した。
Faniconというサービスに移行である。
ざっと調べたところ、まだ開始して5年ほどのサービスらしい。
藍坊主のファンクラブが置かれるのならと気になって、noteで発信されているいくつかの記事を読んでなかなかに興味深いと感じた。ファン心理、めちゃくちゃ研究されている。笑
この中でできるグループチャットやトピック等の様々な機能を見るにつき、これを選んだ彼らは、ファンがただファンであるということだけではなく、そんなファン同士のファンとしての関わり合いのことも大事に思ってくれているのかな…と感じた。
それに対する受け止め方もそこでの過ごし方も、もちろん人それぞれだし、自由だけど。
私みたいなのは……見事にハマっている。笑
hozzyのラジオ配信なんてもう、楽しくてたまらない。
20歳前後の頃の、誰とも分かち合えぬと孤独感で悶々としていた自分に、今こんなことになってると教えてあげたいくらいである。笑
たくさんの人が見る場だし、何よりご本人たちが目を通す場だから、もちろんなんでも自由というわけにはいかないけれど。
でき得る限りの節度を持ちつつ、楽しみたい。
まだ始まったばかり。
とにかく、これからどんな風になってゆくのか、とてもとても楽しみ。
…話がまとまらなくなってきた。
来月には、新曲が出るそう。
金網の向こう側にはプールサイドがあったらしい。
今回のライブでアンコールの時にお披露目されたのだが、1度聴いただけでもめちゃめちゃいい曲。
こちらもとても、楽しみだ。
結局うまくまとまらなかった。
ライブレポ書けない人のライブレポもどき。
ここまで。
読んでいただきありがとうございました。