ぴあのてq

使ってる音源-Pianoteq

ちょっとまとめておこうと思いまして、書いてます。
基本的にみんなが書くような音源は知りません。よそあたってくださいw
あと飽きたらやめますw
この文章ではPianoteqって音源について書いときます。

■音源のサンプル(一応自作曲の予定)
せっかくなので使った曲についても公開しときますね。

https://soundcloud.com/machiaworx/ynukgpheyebh

■概要
ピアノ単体の音源です。
容量は30MB前後ってところですね。すげえ小さい。
どうやら「物理モデリング音源」との事で、ピアノの仕組みをPC内でシミュレートして、そこからピアノの音を出しているようです。
ピアノって、けっこう複雑な仕組みしてるわけですけど、それをシミュレートするってどんだけ計算が必要なんだろう、とか思いますね。

■特徴
Ivory2やKONTAKT等サンプルベースの音源と比較すると、その反応の多様さが挙げられます。
簡単に言うと「ピアノの振る舞い」を再現している感じです。
つまり、Velocityがこれくらいなら、これくらいの音量、という決め方ではなく、Velocityこれくらいなら鍵盤をこれくらいの力で叩いて内部で弦が振動して・・・ってのを真面目にシミュレートしてます。
そうすると、Velocityの値を変えると弦の共振や内部構造の影響を受けて、音のニュアンスがまったく違うものになってくるんですね。
勿論Velocityだけではなく、ピアノに備わってる機能やパーツ、果ては録音するマイクまでシミュレートされてるらしく、けっこうな量のパラメータをいじることができます。
実際使うときはピアノのプリセット選んで弾くなり打ち込みすればいいので、使い方は簡単なんですよ。ただ深く設定をいじることができる感じですね。
あと、アドオンによってエレクトリックピアノ等の音も出すことができます。
ということで鍵盤楽器であればけっこうな種類網羅できてる感じですね。

■自分にとってのメリット
上記「反応の多様さ」の一言に尽きます。
私はほぼ打ち込みで曲を作るのですが、ピアノのニュアンスを出す場合はPianoteq使ったほうが細かく設定できるかな、と思ってます。ピアノ含んだ曲についてはサンプルベースの音源でも対応可能ではあるんですけど、もうちょっと細かく(離散タイミングやすごい弱く弾く等)ニュアンスいじる場合は
Pianoteqは打ち込みシーケンスを細かくいじるとそれが大体反映されるのが楽しかったりします。

■自分にとってのデメリット
「一部本物っぽくない部分がある」ところですかね。
一番の部分は「音そのもの」です。
これはピアノを構成するパーツの材質や発音方向等も絡んでくるので、まだそこまでのシミュレーションは難しいのでは、と思います。とは言いつつ年々本物のピアノっぽい音が出てきてるので時間が解決してくれるところだと思いますが。
具体的に言うと、シミュレートがしっかりしてるおかげか、中音域がしっかり出てるせいでハウスの曲とか作る場合EQで思いっきり削る必要があるとかそういうのです。Ivory2とかだとあまり気にしないでいいんですけど・・・(真面目なシミュレートの弊害、ってほどでもないですけど)

あと、アクティベーションの制限が強く、失敗するとそのPCでは使用できなくなります。(一応サポートに連絡して事なきを得ましたが)
PCのパーツ変えるときは絶対にデアクティベートしないようにしましょう・・・これすると以後同じPC(多分マザボ)では使用不可能になります。
1年位この症状で使えなくてまじめに凹みました・・・

■まとめ
Pianoteq、お勧めです。
お値段はけっこうするのでピアノをメインに使う人じゃないと買うのは躊躇するかもしれませんが、一番下のグレードから購入するのがいいんじゃないかと思います。(内部パーツあまりいじれませんけど)
ちなみに私はPianoteq5 Standard使ってます。Standardから内部パーツいろいろいじれるみたいなので。

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