使ってる音源-BFD3
BFD3について書いてみます。
■音源のサンプル(一応自作曲の予定)
https://soundcloud.com/machiaworx/vmcs8npapd42
■概要
ドラムの音源です。
かなり厚みのあるキットが収録されてます。
あとストリームで呼び出してるっぽくて、
けっこうな量のニュアンスを呼び出すことができます。
メモリ食うしディスクからの呼び出しも多いみたいなので、
SSDとメモリを追加するとより快適に動くかもしれません。
バージョンが上がる毎に安定動作してる感が強くて、
(体験版含めて)初代から使ってる身としてはうれしい状態です。
■特徴
収録されてる大量のドラムの音・マイク設定+ルーティングの細かさかと。
前者は収録されてるキットが実在のドラムキットっぽいので、色々選ぶことができます。
ピースのメーカーによって出音が違うのが感動的というか。
後者は、単純に音源単体で色々設定できるのが嬉しいです。
私が使ってるDAWは1トラックにインサートできるエフェクトの数が限られてるので・・・w
マイク設定についてはどの位置にするかとか他のピースの音が入るとか、トータルエフェクトのSendも選べるっぽいです。
で、ルーティングも勿論調整可能で、アンビエントや直接出力等組み合わせることが可能ですし、
出力をバラしてドライなスネアだけ手持ちのエフェクトかけて加工、とかも可能です。
外部出力含めるとけっこうな事できるんではないでしょかね。
あとアドオンでロービットなドラムも入ってた気がしますので、
気になった方は合わせてチェックするのがいいのでは。
サードパーティーからもドラムキットの拡張音源がでてますし、音の選択肢は広いです。
■自分にとってのメリット
そのドラムの音の多さですね。
こん中から自分の好きな音をピックアップして、調整を追い込むだけでもけっこう違うかと。
ルーティングとかは最低限しか調整しないんですが、実際のセットをシミュレートしてるプリセットを使うせいか、
けっこう自分が好きな音が入ってるなあ、と思います。
実際プリセット抽出して調整して終わり、ってのもやったりします。
勿論設定深く突っ込むのも多いですけどね。
ピースごとにエフェクトも複数追加可能ですし。
エフェクトについてはざっくりな設定も多いんですが、これも細かく調整する必要がないもの、と捉えてます。
総じて形にするのが早くなるという印象ですね。
同様のVSTではAddictiveDrumsとかEZDrummerとかあるんですが、
比較してみるとBFD3のほうが個人的にいじれる箇所が多いのが好感触。
(EZDrummerはあまり使ってないんですが、AddictiveDrumsはけっこう使いました。
ADについては派手な調整が最初からかかってる+すげえざっくりと調整可能な印象。あとカウベルが命だw)
■自分にとってのデメリット
メモリの食い方がけっこう大きいかと。
とは言いつつもストリーミングだったりするのでずっとストアしないみたいですし、
私の環境はメモリ大量投入しちゃってるのでそれほどデメリットが大きくなってませんw
BFD3になってBFD2の時みたいな不安定な動作もなくなりましたし、
個人的には常に使っていける音源になってると思います。
あとうちの環境はPianoteqみたいにCPUの処理がコストの主体となるVSTを多く使ってるおかげか、
そこまで他VSTとのメモリの取り合いにもなりにくいです。
(TrilianとかKONTAKTはありますけど原因が明確)
■まとめ
生ドラムが欲しい人の選択肢としてはアリなのでは、と思います。
もれなく調整で地獄を見ますけどw
まぁそもそも地獄みないようにプリセットがあるわけなのでそれ使えばいいよね、とも考えられますが。
参考程度に、うちの環境は以下のとおりです。
・BFD2(互換性のために残してある)
・BFD3(こっちメイン)
・JazzMaple(拡張音源、読み込み済み)
本当はジャズ用の拡張音源も欲しいなあ、と思いつつ、
それはBatteryで対応してるという。
まぁ適材適所の考えでいいでしょ、とは思いますが。
(生ドラムはBFD、それ以外はBatteryとか)