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覚え書きとしての北海道旅行記

5月にアメリカのポートランドへ行った後、飛行機にまた乗りたくなって、すぐに北海道へのフライトを予約した。あの離陸する瞬間のワクワクをまた味わいたかった。

北海道に行くことを決めたのは、もう1つ理由があった。アメリカに行って、民族の違いに興味が湧いたこと。民族の違いというか、バックグラウンドの違いというか。自分が触れてきた文化と異なる文化の中で生活する人々に興味が湧いた。

国内で考えたら、頭に浮かんだのがアイヌ民族だった。
古本屋に行ったらアイヌの本が目に入り、その時はそこまで強い関心ではなかったが、買ってみた。買ってみたのをきっかけに、アイヌのことがなんとなく頭の割合を占めてきて、ついにはゴールデンカムイを見た。

それから、ウポポイという博物館があることを知った。なんとなく楽しそうだった。
そんなこんなで、北海道に行きたくなった。
ちなみに後から知ったのだが、ポートランドと札幌市は姉妹都市だった。

そして9月中旬。北海道へ飛び立った。
飛行機に乗ることとウポポイに行くこと以外は全くの無計画だった。2泊3日の旅行。
ただ興味ある場所へゆく旅行。
1日目のハイライトを覚え書きとして記しておきたい。

ぎりぎりで、空港に到着。朝7時発。
北海道着。
まず、ウポポイを目指す。
2時間ほどかけてドライブ。平たい山がずっと続いている。
ウポポイ。
アイヌの家「チセ」を見学。
地域によっては、
壁は、笹や木も使用される
サケ漁の実演を見る。
アイヌとサケとの関係性を知る。
博物館でアイヌを学ぶ
アイヌ語って結構難しい。
樹皮でできた衣服などに驚く
アイヌの祭具として使われるイナウ。
木からつくられていることに驚く。
そのほか新たに知ることばかり。
期待通りの展示内容なのだが、
自分の知識が浅すぎて
だんだんもやもやしてきた。
アイヌって結局どんな民族なんだろう。
分かったようで分からなかった。

こうしたことに気づけたから来てよかった。
実際を見たこの記憶とこのきもちを
家に持ち帰り、また本を読むことにしたい。


という、一日目であった。