あんじー

超芸術トマソンとの出会いから路上観察やまちあるきにハマった25歳。最近は森とか山とかも。instagram/@machiaruko_gifu

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なぜ、町を歩くのか。

ずっと欲しかった答えは、 時間を重ねたあとに辿り着く。 「まちあるきとは、自分にとって、何か。」 この問いの答えが、今日、ふいに降りてきた。 とある町に興味を持ち、歴史を知り、現地を訪問して、これまでそこで営まれてきたことや人々の暮らしを追体験すること。そしてそれがなぜ生まれたかを、広く深く推理すること。 これだ。 歩くという行動は手段でしかなく、実際の目的は、人間社会への興味、物事を構造化する楽しさ、推理する気持ちよさ、を満たすことにある。自分好みの状況が揃うから

    • E-bikeで森を走る(@高山)

      現在、岐阜県各地でぎふ森フェスというイベントが開催されている。今年始まった試みだそうだ。 森ブームが到来している最近の私は、それをネットでたまたま見かけ、さっそく気になったものを予約した。 E-bikeで森の中を駆け抜けていくという企画。 20歳の時郡上でE-bikeのツアーに参加した。その時はじめてE-bikeに乗ったのだが悪路をぐんぐん進んでいく感じがとても面白かった。久しぶりに乗ってみたくなった。 イベント当日。 ツアーの出発地点、高山市久々野町無数河(むすご)まで

      • 湖と、竜吟の滝(瑞浪市)

        今回は東濃地方.瑞浪市は竜吟湖へ。 この付近に森の散策路と滝があるということで、こちらに決定。 人ひとりもいないと不安心を覚えてしまうが、2時間ほどかけて来たので、ちゃんと歩く。 沢周辺を回るコースと、山をのぼるコース、湖をまわるコースがあった。少し雨が降っていたので、山は避け、沢を見たいと思い、沢周辺コースへ。 すこし色づいた紅葉の景色に心躍らせながら、1時間ほどかけてまわった。

        • 可児市をゆく(兼山・明智城址)

          今回は可児市。 先日の七宗町、御嵩町に行ってから、県内の歩いていない場所を攻めゆく熱に拍車がかかっていた。 可児市は、自分のなかではまだ歩けてないという感覚。度々来てはいるが、10ある山城を制覇しないと、可児市を歩いたと言えない気がしている。 といいつつ、、 今回も1つしか行けなかったので、まだ歩いたとはいえないのだが…。 今回とこれまでを含めると3つの山城しか行けていないので、残り7つを制覇するために、今後も通わなければ。という気持ちだ。 さて、今回訪れたのは、 兼

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        なぜ、町を歩くのか。

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          今秋、気づくこと

          10月はじっくりとさまざまな秋の景色を見せてくれた。 毎週末、そのひとつひとつをメモに残してみると、秋はちゃんと存在しているのだと、知った。 憂いがちな季節だが、 今年はなんだか、 晴れやかな気持ちで、秋を満喫できた。 見分けのつかないような木々たちも、 秋になると赤や黄色と少し存在感を見せる。 「色とりどり」とまではいかないが、 深緑や黄色、えんじ、橙色、穏やかな色で彩られた世界は見ていてたのしい。そう思った。 《第1週 》 彼岸花 (故人や野菜作物をモグラとか

          今秋、気づくこと

          晩秋の、日没迫る森

          夏の晴れた日と、雨のしっとりとした日に訪れた、森へ、再びゆく。 今度は秋の日没。虫の声もなく、肌寒く、静けさに包まれた空気が、自然の畏怖を感じさせた。 太陽が山の向こうに沈んでいき、辺りは次第に暗くなっていった。斜面に立つ木の、はっきりとした光の陰影にひどく感動していた。 ついに暗くなった。目を凝らしても、ほぼ何も見えない。自分のそばにあった杉の樹皮に触れてみると、思いのほか湿っていた。 晴れた日も雨の日も朝も昼も夜も、 自然は無言で、ここで生きている。 人間はほんとう

          晩秋の、日没迫る森

          一日かけてスプーンを作る。

          この日はものづくりの日。高山へ向かった。

          一日かけてスプーンを作る。

          御嵩町をゆく

          御嵩町をゆく

          宇津江四十八滝で樹木観察(高山市)

          高山にある、宇津江四十八滝へ。 滝も見たかったけどそれ以上に、 樹木が見たくて行った。 樹木の説明看板がたくさんあると聞いて。 今回は豊作だ〜 看板たくさんあったから覚えれる気がした。 そして滝も素晴らしかった!

          宇津江四十八滝で樹木観察(高山市)

          七宗町で自然を愛で、岩に感動する。

          ひさしぶりのまちあるき。 岐阜県内の42市町村をまわる、という取り組みは自分の中でまだ続いている。 今回は七宗町。30市町村目。たしか。笑 飛水峡は何度か行っているが その他は降りたったことがない。 イメージといったら、とにかく岩。以上! そんな感じ。 さて、ここには何があったのか?

          七宗町で自然を愛で、岩に感動する。

          覚え書きとしての北海道旅行記3

          最終日は、自然を見に行った。有珠山を散策しながら洞爺湖と昭和新山を見たのち、支笏湖へ。 植生の違いをたのしみ、秋色の山を愛で、穏やかな湖を眺めた。 遠出をして、フライト時間を気にしながら、悠々とした旅の時間を過ごした最終日。

          覚え書きとしての北海道旅行記3

          覚え書きとしての北海道旅行記2

          記憶が褪せぬうちに、書き留めておこうというのが最近のモットー。ということで連日の更新。覚え書きとしての北海道旅行記。 いつかの自分が見返して、ああよき日だったなあと思ってほしいがために綴る。 2日目は札幌市の街中で過ごす。

          覚え書きとしての北海道旅行記2

          覚え書きとしての北海道旅行記

          5月にアメリカのポートランドへ行った後、飛行機にまた乗りたくなって、すぐに北海道へのフライトを予約した。あの離陸する瞬間のワクワクをまた味わいたかった。 北海道に行くことを決めたのは、もう1つ理由があった。アメリカに行って、民族の違いに興味が湧いたこと。民族の違いというか、バックグラウンドの違いというか。自分が触れてきた文化と異なる文化の中で生活する人々に興味が湧いた。 国内で考えたら、頭に浮かんだのがアイヌ民族だった。 古本屋に行ったらアイヌの本が目に入り、その時はそこ

          覚え書きとしての北海道旅行記

          雨の日の森を歩こう

          森にいくことにしていたこの日。 結構な雨が降っていて、行くことを迷ったのだが、雨が降る森はどんな景色になっているのか気になって、行くことにした。 山にかかる霧と、轟音をたてて流れる川とを横目に、関市の山奥へ向かった。 そこにあったのは、 大きく、小さな、自然の働き。 ただただ、感動を覚えた、水の循環。 雨の日の森には 私の知らない世界があった。

          雨の日の森を歩こう

          アクア・トトぎふに感動@各務原市

          淡水魚ってよくわからんという理由で遠い存在だった、アクア・トトぎふ。この夏、ついに行ってみた。きっかけは、この日が雨だったこと。それから木曽川流域で仕事をやっている友人といたこと。ちょっと行ってみるか、と軽い気持ちで、行くことにした。 結論を言うと、   期待を遥かにこえてきた、とても面白い水族館だった! もう既に行ったことがある人ならそうだよね、となる話かもしれないのだが、この衝撃は記録しておきたいので、ここに記しておく。 何がよかったかというと、長良川の上流から下流、

          アクア・トトぎふに感動@各務原市

          秋の風景を求めて @白川村

          愛知県に住む友人と岐阜県内を歩くということで、せっかくなので、白川郷へ行くことにした。 道中、車窓から見える山々と川に、友人は感動していた。家の近くに山はないし、こんなにも川は綺麗じゃない、と。 岐阜県はやっぱいいね〜という彼女のつぶやきを聞いて、私も岐阜県ってやっぱいいよな〜と改めて実感した。 到着して外に出ると、半袖半ズボンではもう肌寒いような、風が吹いていた。 稲穂が頭を垂れ、蕎麦の小さな白い花が畑一面に咲き、すすきがさらさらと風に揺れている。秋だ。秋がやってきた。

          秋の風景を求めて @白川村