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金曜ロードショー 映画『風立ちぬ』

こんにちは!

金曜ロードショー、さいきんジブリが続いていてめちゃくちゃ嬉しい!

わたしの一番古い思い出は、ジブリ『紅の豚』でした。

海外にいきたいと思ったのも、食べるのが好きになったのも、この映画が原点じゃなかろうかと思うくらい、ジブリ映像にのめり込みました。

そのジブリがつくった作品の『風立ちぬ』

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映画『風立ちぬ』

これも、わたしが大好きな作品♪

作中にでてくるシベリアをみて、スーパーに買いに行ってしまいました(笑)主題歌の『ひこうき雲』は世代を超えて歌われているし、上の年代の方と一緒にカラオケに行ったときはいつもかけています😀♪

風立ちぬが大好きな理由

ジブリごはんがおいしそうという他にも、わたしがこの作品を大好きな理由は2つあって、

1つは、戦時下にあって、非戦闘員の生活に焦点を当てているところでした。私は戦争は体験していないけれど、祖父母が戦争経験者でした。


そう。何を隠そう、わたしはおばあちゃんっ子なんです😊💛

祖母は7人兄弟の末っ子で、わたしは祖母の上の6人とお会いしたことがありません。
戦争の過酷さはそれだけで伝わってくるけれど、それゆえに、祖母が経験した戦時下の生活というものがどういうものか、すっぽり抜けてしまって、どうにも想像ができなかったんです。
いわゆる戦争映画、たとえば『硫黄島からの手紙』などの戦場をテーマにした作品も心震えるものがありますが、自分の祖母がどんな子ども時代をすごしたのか、そこにつながる作品だからこそ、強い興味をもちました。


2つめは、3つの困難をテーマにしてるからです。

それは、「貧困」と「関東大震災」と「結核」です。

当時の社会情勢については、学校でちょっと習いました。言葉を暗記するのが苦手で、うろ覚えですけど・・・🙄💦

戦争を背景とした貧困、災害を背景にした経済状況の悪化、病気不安この3つ。

東日本大震災の影響はいまでもあるものの、戦争を背景にした貧困・結核による病気不安は想像するしかないです。
だから、こうした3つの困難をイメージを形にした映像は、自分の中ですごいインパクトがありました。

あらすじ

舞台は1920年代の日本。飛行機にあこがれる青年・堀越二郎が帝国大学を卒業後、飛行機設計士として零戦を作るまでのおはなし。
そして薄幸の強気少女・菜穂子さんと出会い、恋をし別れてゆく、ジブリ作品で恋愛・結婚をテーマにした作品です。

2013年に宮崎駿監督が「引退作品」として筆をとった、スタジオジブリの長編アニメ映画である本作。ボストン、ニューヨーク、サンディエゴの映画批評家協会賞と日本アカデミー賞を受賞しました。

堀辰雄の小説「風立ちぬ」を元にしていて、現実の人物の話なのに、夢の中での話が出てきたりなど想像を掻き立てられる作品です。
1920年代の日本がどれほど生きにくい世の中だったのか、それでも必死で生きていた人たちの人生とはどんなものだったのかが本当に伝わってきます!

ジブリ作品は少年少女が多い印象ですが、この作品は大人のジブリ作品ですよね~

学生の時、わたしも男友達と見に行きましたが、なんとなくソワソワしちゃう作品だったので、一緒に見るなら同性同士がいいとおもいます!(笑)

おわりに


3つの困難を乗り越えて

こんな困難をおじいちゃんとおばあちゃんは乗り越えてきたんだ!と本当に自分の視点が変わりました😀✨

ピンチは人を不安にも追いやるけれど、それを乗り越えた先が「いま」なんだと思うと、わたしが日々感じている壁や不安も、いつか乗り越えられるのかもしれないと勇気をもらいました😊✨

ルーツを探る

「貧困」「災害」「病気」この3つの不安はいつの時代もひとを脅かすものですが、これを経験した人たちは必ず大きく成長していると思いました。

どれだけの苦しみを乗り越えて、豊かになりたいと本当に願って行動してきたかを知ることができて、本当にうれしい✨

戦後76年経たいま、戦争による貧困や結核での死をしる人は少なくなってきました。戦争を忘れることを危惧する声もあることは承知していますが、いまの日本が、おじいちゃん、おばあちゃんたちの願いが実現した姿なのだとしたら(だといいなと思いながら)、自分も自分の願いはなにか、自分のルーツはなにかをしっかり見極めよう👍


参考

見たい方は、ぜひ!見てみてください~♪

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