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reCAPTCHAの話 情報リテラシー論第13回

私はロボットではありません

webサイトなどで、歪んだ文字を読んで入力するタイプの認証を見ることがあります。これはCAPTCAといって、ボットを弾くために使われている仕組みだそうです。しかし、近年急成長しているAIは、歪んだ文字も識別できるようになってきました。それゆえに、より強固な判別の仕組みが必要となっているのです。

reCAPTCHA

reCAPTCHAはGoogleが提供するサービスで、写真などの画像からユーザーの入力を求め、従来のCAPTCHAよりも高度な仕組みとなっています。チェックボックスを有効化する際のカーソルの挙動や、特定の写真の選択から人間とボットの違いを検出していて、橋やバイクなどを選ばせてくるアレです。

reCAPTCHAといっても種類があるそうで、WEBサイトでの行動パターンをもとに判断し、ユーザー側の操作が一切不要なreCAPTCHA v3、チェックボックスの有効化や画像の選択を求めるreCAPTCHA v2、送信ボタンがクリックされた際に人間かどうかを判断し、必要に応じて画像選択を求めるreCAPTCHA v2 invisibleの主に3種類です。
我々がチェックボックスや画像をクリックしている裏では、こんな感じで判断が下されているんですね。

参考

CLOUDFLARE
CAPTCHAの仕組み | CAPTCHAの意味とは?

https://www.cloudflare.com/ja-jp/learning/bots/how-captchas-work/

ProFuture株式会社 MarkeTRUNK
reCAPTCHAとは?どんなツールで何ができるのか仕組みを紹介

https://www.profuture.co.jp/mk/column/33599

このようなシステムがボットを判別しているんだなぁと思った反面、ボットつまりAIも画像認識のレベルが上がっていることを強く実感します。今後もどんどんAIが成長して、またすぐに新しい判別システムが開発されてそうだとも思いました。


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