悪口を言われたら。なでしこいろの思い出とともに。
みなさん、悪口を言われることってありませんか?
ぼくは、いっぱい言われます。今も、昔も。
最近はさまざま工夫して耳に入らないようにしています。
だから自分までは届いていません。
届いていないだけで、悪口の量は以前よりきっと多いんじゃないかなぁ。
仕方ないです。
悪口を耳にすると結構落ち込みますよね。
強がってましたけど、やっぱりしんどい。
そんなときアドラーさん関連の本を読んで救われました。
悪口を言ってくる人もあれば、良いことを言ってくれる人もいる。
でも残りのほとんどは無関心だよと。
この理屈を読んで自分なりに悪口への対処法を考えてみたんです。
それがこれ。
悪口を耳にした瞬間、ぼくのことをいつも良く言ってくれる人を思い出すんです。
「ぼくのことを悪くいう人もいるけど、ぼくのことを良くいってくれる人もいる」というふうに。
こう考えると、まずは打ち消しますよね。
打ち消された後、「まぁ、ほとんどの人はぼくのことなんか無関心だから」と言い聞かせるんです。
これで、ぼくの場合、悪口にだいたい対応できています。
前置きが長くなりました。
ここからが本題。
この悪口を言われたときに真っ先に思い浮かべるのが片山さん。
寂しいことに故人です。すごく寂しい。
片山さんはぼくをいつでも無条件に応援してくれる方でした。
ものすごい逆風のときでも、ものすごい追い風のときでも。
いつでも、変わらず、無条件で、全力で応援。
ぼくの講演では毎回最前列に座って、毎回同じところで笑ったり、泣いたり。
仕事では、いつも全力で、最高のことをしてくださる。
それ以外でもいつも応援。
自分でいういのは恥ずかしいですけど・・・、ぼくの一番のファンであり、ぼくの一番の盟友であり、ぼくの一番の親友でもあった、そういう方でした。
ぼくが主治医だったのですが、なくなる前日、ぼくの誕生日を祝ってくれました。自分がすごく具合が悪いのにですよ。
こんなことはないです、本当に。
彼女はケアマネさんで、「なでしこいろ・ぷらん」という事業所で働いていました。
ぼくらの会社の事業所です。
彼女が亡くなったとき、「なでしこいろ」は永久欠番とし今後一切使わないようにしようと心に決めたんです。
最近心変わりしてきて、永久欠番も悪くはないけど、善い仕事をする最前線基地として受け継いでいくのも悪くないんじゃないかなと思ったり。
つまり「なでしこいろ」の復活です。
なんか、そんなこと思って今文章に落とし込んでたら涙が出てきちゃった。
悪口を言われる都度(毎日)、彼女を思い出せます。
ですので、みなさん、時々、ぼくの悪口をお願いしますね。
ただ一つだけお願い。
悪口は心の中だけで。SNSでのコメントなどは辛いから。
最近はワクワクしてます。
「なでしこいろ」をどうやって復活させるか。
復活すれば、悪口のとき以外でも思い出せるからね。