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世界の絵本シリーズVol.3:フランス/Au fond du jardin(庭の奥で)
本日は、昨日に引き続き、まだまだオリンピックが盛り上がっているフランスから。フランス人絵本作家、 (クロード・ポンティ)の絵本をご紹介します。こちらは日本語未翻訳です。
タイトル: Au fond du jardin(庭の奥で)
著者: Claude Ponti (クロード・ポンティ)
出版社: Ecole Des Loisirs
絵本の概要
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庭の土にクローズアップしてみましょう。ここでは小さな動物たちがどんな風に日々を過ごしているのか。
ネズミは友達のために最高のイチゴを探しているようです。
二匹の蝶は、てんとう虫の会話に耳を澄まし、枯れ葉を運ぶアリをスパイしているように見えます。
作者は、ありふれた日常に隠された側面を探求し続けています。車、枝、庭の一角、大人にとっては見慣れた風景でも、子どもたちにとっては不思議がいっぱいです。
子どもと一緒に、「こんなところでネズミがイチゴを投げてるね。メロンの上で鳥が休憩してるね」なんて話しながら、作者の仕掛けを探しながら読み進めると、楽しい絵本だなと思いました。
作者について
クロード・ポンティは、フランスで最も有名な児童文学作家およびイラストレーターの 1 人です。彼の作品は、言葉遊びと驚くほど詳細で美しいイラストを通して、魅惑的な架空の世界を創り出します。
ポンティは、娘のアデルの誕生を機に児童文学作家としての天職を見つけ、娘のために最初の絵本「アデルのアルバム」を執筆しました。それ以来、2006 年にはフランスの文学賞であるソシエール賞、2008年には国際アンデルセン賞イラストレーション部門で入賞など、数多くの賞を受賞しています。
現在、クロード・ポンティの絵本は、英語、スペイン語、ドイツ語、ギリシャ語、スウェーデン語を含む 13 の言語に翻訳されています。
日本では、2009年にこちらの絵本が翻訳出版されているようです。
次回は、イタリアの絵本をご紹介します。
48年ぶりのメダルが期待されたバレーボール男子、イタリアに逆転負けしてしまいましたね。くやし〜〜