夏の信州観光キャンペーンを振り返る。
JR東日本長野支社では、2024年7月1日〜9月30日に「夏の信州観光キャンペーン」をが開催されました。このキャンペーンに合わせて臨時列車なども多数運行されましたのでまとめてみました。
【大糸線】特急はくば
その名の通り、松本駅から白馬駅を1日1往復する臨時列車です。使用車両はE353系3両編成で、主に土曜休日に運転されました。
2023年夏は、あずさ1号と38号を延長運転する形で同様の列車が走っていましたが、今年は別列車としての運転でした。
【中央東線・大糸線】特急アルプス
こちらは、新宿駅を夜23:58に出発し、終着となる白馬駅には翌朝6:22に到着する、夜行特急列車です。3連休を中心に1ヶ月に1列車程度運行されました。昔走っていた急行アルプスやムーンライト信州を彷彿とさせるものだということで注目が集まっていました。また、使用車両は、特急踊り子用のE257系2000番台ということで、それもイレギュラーですね。秋にも運転されるようです。
【小海線・中央東線・篠ノ井線】団体列車「ぐるっと信州号」
JR東日本びゅうツーリズム&セールスの旅行商品として発売され、9/1に運転された団体臨時列車です。小海線の中込駅から小淵沢駅、中央東線や篠ノ井線を走行し長野駅まで直通しました。使用車両はキハE200形3両で、普段は走行しない線区を走りました。
【中央東線・篠ノ井線】団体列車E655系「和」
こちらもJR東日本びゅうツーリズム&セールスの旅行商品として発売され、9/7に運転された団体臨時列車です。新宿駅から長野駅まで運転されましたが、長野駅までの運転は久しぶりでした。
【中央東線・篠ノ井線・大糸線】団体列車ELレトロ号
こちらもJR東日本びゅうツーリズム&セールスの旅行商品として発売され、9/21〜9/23の3日間、EF64が旧型客車4両を牽引して信州を走行するというものでした。久しぶりの客車列車かつ辰野支線や大糸線などにも入線したため、沿線各地は大賑わいだったようです。
【番外編①】ろくもん団臨「信州ワインバレークルーズ」
しなの鉄道によるNAGANO WINE特別企画の一環で、信州の3つのワイン生産地をろくもんによる特別列車が9/28に走りました。軽井沢駅から長野駅を経由して篠ノ井線へ入線、松本駅を越え塩尻駅までの区間で運転されました。塩尻駅までろくもんが来るのは6年ぶりだそうで、アルクマのお迎えもありました。
また、同日運行されたクラブツーリズムのE655系「和」団臨と顔を合わせる場面もありました。
【番外編②】臨時特急運転に伴う211系運用変更
特急あずさ71号と特急はくば1号の両方が運転されるという日には211系の運用に変更が生じました。
翌日の甲府入区にて車両交換し、代走は解消される。
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!