ゆる将日記(21年12月 vol.2)
11月並みの暖かさとなった土曜日、ゆる将さんとの出会いを求め、COBINに行きました(今日は、深浦地球代表の居飛車穴熊のお勉強)。
今日は大学生さんと2局指しました(ゆる将の人はいなかったようです…)。小学生の時に将棋を覚え、公民館でおじいちゃん達に教えてもらったそうです。大学生になって再開し、定跡の勉強は一切せず、将棋ウォーズや将棋クエストで実戦を楽しんでいるそうです。
1局目、▲9八香と上がられた下の局面で手が止まりました。
「この局面は、先週COBINで勉強した青嶋先生の本に載っていたような気がするのだけれど…」
思い出そうとしたものの、1週間前にお酒い飲みながら読んだ本の内容を10分の持ち時間で思い出せるわけもなく、「え~い、いっちゃえ!」と、△4五歩から急戦を選びました(勉強した意味ないですね 笑)。
感想戦もそこそこに、「もう1局!」と言われ、先後を入れ替えて始めた2局目。△8六歩と垂らされた下の局面で、「こんな形、本に載ってたかなぁ…」と手が止まりました。
これも思い出せなかったので、▲8三歩から覚えている手順を進めたら劣勢に(棋書を読んでも、これでは… 汗)。
対局中、お相手の大学生さんは、自分が指した疑問手を何度もぼやいていました。自分の子供のような年頃の相手が、逆転されたことを悔しがっている姿を見て、「深浦先生も、藤井くんをこんな思いで見てたのかなぁ…」と感慨にふけっていました。年齢に関係なく楽しめる将棋だからこその思いかもしれませんね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?